1982年ミス・インターナショナル準日本代表に選出され、ファッションモデル等として活躍するが、事故で車椅子生活に。自殺を思うほどの絶望の淵にいたが、恋人や家族の愛に支えられ生きる希望を見いだす。障害者は「受ける立場」だけではなく、逆に「社会に還元できることも有るはず」と車イスで仕事、家庭を持ち、スポーツをする。2004年アテネパラリンピック射撃日本代表。どん底の経験が心を強く、鍛えてくれました。 絶望の淵から這い上がるまでの軌跡をお話します。辛い体験から、元々の明るい性格の笑いを交えた話まで、ありのままをお見せします。障害があっても無くても「綺麗でいたい」「充実した毎日を送りたい」をモットーに!
鈴木ひとみ からの動画メッセージ
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- コラム「人間の価値・生き方について」
- アテネパラリンピック射撃選手、また「車椅子の花嫁」の著者が「人間の価値・生き方について!」お伝えいたします。(2004年11月~2005年8月)
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経歴
- 1962年
- 大阪府生まれ。
- 1981年
- 82年度ミス・インターナショナル準日本代表に選出される。同年モロッコで行われた「ミス・ネーショーン世界大会」に出場し、ミス・エレガンスに選出される。
- 1983年
- 上京後、ファッションモデルとして活躍する。
- 1984年
- 交通事故に遭い頚椎を骨折し、車イス生活を余儀なくされる。
- 1985年
- 身障者の国体(鳥取)に出場し、2種目(スラローム・60m)に大会新記録で見事優勝する。
- 1987年
- 「国際競技大会(車椅子競技の世界大会)」で金メダルを獲得する。
- 2004年
- アテネパラリンピックに射撃の日本代表選手として出場。
- 2011年
- NHK障害福祉賞審査員を務める(~現在)。
- 2016年
- 車いすカーリング日本選手権準優勝
- 現在、執筆・講演活動の他、洋服メーカーのモデルとアドバイザー、企業のバリアフリーコンサルタント。また、NTV「スーパーテレビ」で『車椅子の花嫁の15年』として放送される他、「徹子の部屋」、「クイズ$ミリオネア」「ザ・ベストハウス1・2・3」「アンビリバボー」等、テレビ番組に多数出演。
主な講演テーマ
ファッションモデルより車いすの今を幸せに思う理由~絶望、愛、飛躍~
ファッションモデルより車いすの今を幸せに思う理由~絶望、愛、飛躍~
19才、ミスインターナショナル準日本代表に選出された。ファッションモデルとして活躍中の22才の時に交通事故で車いす生活となった。自死すら思った絶望の淵から救われたもの、それは恋人の変らない愛。車いす陸上からチェアスキー、そして射撃でアテネパラリンピック日本代表となる。諦めない心が第二の人生を切り開く。そして今、胸を張ってファッションモデルより、車いすの今が幸せと言える。苦難を乗り越えるエピソードを話し、あなたの明日への希望に役立てて欲しい。
パラリンピックが私にくれたもの
パラリンピックが私にくれたもの
障害者となった当時、私が一番辛かったのは体の自由が利かなくなったことではありません。 それは、誰の役にもたたない、社会の荷物になってしまったのではないか、という言いようのない疎外感でした。車椅子に乗った当初は貧血で気を失っていた私が、車椅子陸上の世界大会で金メダルを取り、射撃でアテネパラリンピックに出場することが出来ました。様々な葛藤を経て、やがて自分の人生を素直に受け入れ、今は悩みながらも成長することの喜びを味わっています。「障害者はこう生きるべきだ」という基準などありません。それは自分自身で決めること、そのためには障害を受け入れ、自分の残された能力に期待をすること、だと思います。
『人間』の価値って何?
『人間』の価値って何?
カナヅチな人、音痴な人は、泳げない事や唄が下手な事に対して劣等感を抱く事はあっても、人間全体の価値まで劣っているとは考えないのが普通です。ところが、一旦、障害者となると、本人も周囲もその人間性すべてを否定的に考えてしまいがちです。横並び意識の強い日本社会の中で、等しいはずの人間の価値が、一部の身体的能力や、生まれ育った環境によってなぜ歪められてしまうのかを考察します。
人に優しい地域づくり、街づくり
人に優しい地域づくり、街づくり
~すべての人に対してやさしい街づくり、住み良い地域とは何か~
日本には、車いすを必要とする障害者が200万人以上います。一学年150人の中学校なら6人、満員の東京ドームには700人の車いすの人がいるのが普通なのです。さらに、直接的な障害者だけではなく、高齢者、怪我をしている人、妊娠している人、小さな子供を連れている人、重い荷物を持っている人、さまざまなハンディキャップのある人が街に氾濫しています。少子化・高齢化の中、だれもが住みやすい街づくりを模索しています。「心の世紀」と言われています。私たちに何ができるでしょうか。
車椅子からの出発(たびだち) -絶望のどん底から這い上がるまでの軌跡-
車椅子からの出発(たびだち) -絶望のどん底から這い上がるまでの軌跡-
22才で車いす生活になった当時は、障害者とは「諦めの人生」のように思っていた。リハビリから車いす陸上の世界大会で金メダル、そして射撃でアテネパラリンピック日本代表となる。今や車いすユーザーが仕事や家庭を持ち、スポーツをすることに驚かない社会となった。さらに、自分の自立のみならず、他人の役に立つことも可能です。車いすは不便だけれど不幸せではない。幸せは自分でつかみ取るものだ。弱い私が強い心を持っていると言われるようになるまでの軌跡を話します。
合理的配慮の提供義務について~ユニバーサルデザインとバリアフリーの違いはご存じですか?
合理的配慮の提供義務について~ユニバーサルデザインとバリアフリーの違いはご存じですか?
平成28年4月施行される障害者差別解消法は、障害のある人もない人も、お互いの人格を尊重し、共に社会を作ることを目指したものです。その中の「合理的配慮の提供義務」は、あらゆる機関・事業者・団体が対象となります。「合理的配慮ってなに?」を、具体的な例を出し、一緒に考えましょう。これは障害者が権利を主張するものではなく、積極的に社会参加するためのものです。雇用の場面では、働きやすい環境の下に、障害者自身がより社会貢献したい、という前向きなものです。では、学校、行政機関では、どんな場面が想定されますか?
同時にUD、バリアフリーの違いは何か?をお伝えしたい。2020年東京オリンピック・パラリンピックへ向けて、ハード・ソフト両面の配慮が、2020年以降の遺産になることを願います。
悩みながら前を向く―いじめ、命の大切さ、生きる力を育む―
悩みながら前を向く―いじめ、命の大切さ、生きる力を育む―
- 聴講対象者
- :学校/PTA/教職員
いじめに遭って、一番辛いことは何でしょうか?
いじめにより自殺にまで追い込まれる子供達、そして現在、日本で一番自殺が多いと言われる40代、50代の男性、両者に共通することは「孤独」ではないでしょうか。私自身のことを申せば、私は22歳の時に交通事故で車椅子の生活となりました。医者から「一生、車椅子生活が続く」と宣告された時は自ら死を考えました。その後、当時を振り返ってよく考えてみると、「車椅子イコール死にたい」ではないのです。車椅子生活になったため、もう社会から必要とされない人間になった、以前の友達が離れていくに違いない、一人だけ別の世界に取り残された、という思い、つまり孤独が死を結びつけていたのです。幸いにも恋人の変わらない愛、親や友人達の支えがあって、私は障害を克服することが出来ましたが、実は同じ思いを小学生の頃にも経験しています。
いじめられていた自分を恥だと感じ、小学生で負った心の傷は今も消えない、その後の人格形成にも影響しています。それでも幸せになれます。辛いことや苦しいことの経験は決して無駄に終わらない。生きていれば必ず春がきます。相談出来る親や友達も居なくて、じっと1人で耐えている子(人)もきっと居るでしょう。でも、どうか死なないで。何故なら、人生は10代より20代のほうが楽しいから。20代より30代のほうがもっと楽しい。「車椅子でも?」と思うかもしれませんが、車椅子であってもなくても、そうです。
息を潜め、孤独と戦っている見えない相手にメッセージを送ります。この世に生を受けたこと、それ自体が最大のチャンスではないでしょうか。
ユニバーサル・デザインについて
ユニバーサル・デザインについて
障害者にとって使い勝手が良いだけでなく、一般の利用者にとっても快適な施設を作ることは可能です。それらは矛盾するものではありません。私は車椅子を使っていますが、他の部分は健康で、腕は平均的な女性よりも力があります。もし建物に段差が無ければ私は障害者ではなくなります。障害を持つ人が同じスタートラインに立つために必要な設備は確かにありますが、それは「障害者専用」である必要はありません。ユニバーサル・デザインを増やすことにより、ハンディのある人が社会参加出来る、またそれが社会全体の最適化にも繋がる、これが私の考える福祉の本質です。
主な実績
講演実績
青森県社会福祉協議会/島根県大田市/大阪市立大学/同和問題の解決をめざす広島企業連絡会/七戸町/兵庫県教職員組合/中野区医師会/柏崎市立南中学校/坂出市社会福祉協議会/前橋市/大紀中学校地区人権推進協議会/八女ライオンズクラブ/農林中央金庫/茨城県/文京学院大学/浜松市社会福祉協議会/龍谷大学/山口県豊浦町教育委員会/杉並警察署/石岡市教育委員会/岡山市役所/中外製薬/松下電器産業/平戸市教育委員会/四天王寺国際仏教大学/ソニー生命/長泉町社会福祉協議会/山梨学院付属中高等学校/トヨタ車体労働組合/志免町教育委員会/東春信用金庫/その他多数
その他
『命をくれたキス』 (小学館 ※単行本、文庫本、中国語版、韓国語版あり)
本
- 『命をくれたキス(小学館文庫): 「車椅子の花嫁...』(小学館)
- 『一年遅れのウェディング・ベル―わたしは車椅...』(日本テレビ放送網)
- 『気分は愛のスピードランナー―車椅子のウェデ...』(日本テレビ放送網)
講演料金目安
- 料金非公開講師になりますので、
お問い合わせください。 -
・学校、官公庁に関しては料金の相談に応じます。弊社スタッフまでお問い合わせください。
・交通費都内:一律2万円
お客様の声
車椅子からのたびだち
私たちは聴覚障害団体ですが、他の障害も共通するものがあると思います。手話関係者だけでなく、ほかの方も見ていただきたいと思いました。良かったと思います。ありがとうございました。 | 100点 |