1973年8月21日、アメリカ・ボストン生まれ。高校時代に植村直己氏の著書『青春を山に賭けて』に感銘を受け、登山を始める。1999年、エベレストの登頂に成功し、7大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立。 2000年からはエベレストや富士山での清掃登山を開始。以後、全国の小中学生を主な対象とした「野口健・環境学校」を開校するなど積極的に環境問題への取り組みを行っている。 また2007年12月には大分県にて開催された「第1回アジア・太平洋水サミット」の運営委員として、「温暖化による氷河の融解」を取り上げる先導役を務め、各国元首級への参加を呼びかけた。現在は、清掃活動に加え地球温暖化による氷河の融解防止にむけた対策に力を入れており、北海道洞爺湖サミットでは政府に対し現場の状況を訴える等、精力的に活動を行っている。
2015年4月、ヒマラヤ遠征中にネパール大震災に遭遇。すぐに「ヒマラヤ大震災基金」を立ち上げ、ネパールの村々の支援活動を行っている。
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経歴
- 1973年
- 8月21日アメリカ・ボストン生まれ。
- 1988年
- 冒険家植村直巳氏の著書を読み、山の魅力は自然と紐解かれ「無名山塾」の門をたたく。
- 1989年
- 16才でモンブラン登頂成功、世界の山々へと挑戦。
- 1992年
- 「7大陸の最高峰に登る」という公約のもと、一芸一能入試で亜細亜大学へ合格。
- 1993年
- 6月マッキンリー登頂で「5大陸世界最年少登頂記録」を達成。
- 1994年
- 12月ビンソンマッシーフ登頂「6大陸世界最年少登頂記録」達成。
- 1999年
- 5月エベレスト(サガルマータ)登頂成功し公約どおり「7大陸世界最年少登頂記録」達成。
- 2000年
- 春エベレストのゴミを回収すべく清掃登山隊結成、1.5トンのゴミを回収。秋には、東京都庁でゴミの展示会実施。
- 2001年
- アジア諸国の登山隊と共に国際隊結成。平成11年度「都民文化栄誉賞」受賞。3月より5月まで、エベレスト国際清掃登山隊隊長として清掃活動を実施。
- 2015年
- 4月ヒマラヤ遠征中にネパール大震災に遭遇し、ネパールの村々の支援活動を行った。
- 2016年
- 熊本地震にて、避難所としての「テント村」の運営などの支援活動を行った。その後もこれらの経験を活かし、迅速な災害支援活動を行っている。
主な講演テーマ
目標を持って生きることのすばらしさ~モチベーションを持ち続けるためには~
目標を持って生きることのすばらしさ~モチベーションを持ち続けるためには~
- ジャンル
- :一般/企業様向け
- 聴講対象者
- :人生/モチベーション/冒険/環境/リーダーシップ
国内外の登山活動や環境活動などにおいて必要なことは、チームをまとめる調整能力、リーダーシップ。また、何度も失敗をしたり、行き詰まりながらも、モチベーションを保つために必要なことを山での経験などからお話しします。
<内容>
これまで行ってきたヒマラヤの登山活動、国内外での環境活動など多くの活動において、国も文化も違う人たちが集まるチームをまとめる調整能力、リーダーシップが必要でした。どのように彼らとコミュニケーションを図り、彼らを理解し、自分のことも理解してもらったのか。活動を続けるモチベーションをどのように保ち続けるのか。これまで、どうやって目標に向かっていったのか、経験を通してお話しします。また、登山においては、生死をかけた危機管理能力も試されます。これらの事は、山の世界だけではなく、日常の中の感覚ともつながっていきます。
あきらめないこと、それが冒険だ
あきらめないこと、それが冒険だ
- ジャンル
- :小学校向け
- 聴講対象者
- :冒険/人生/環境など
小学校で受けたいじめの経験や、勉強が苦手で落ちこぼれだった中高生時代。本で出会った山の世界。何度も失敗したエベレストの話や、ネパールの学校の状況などお話しします。
<内容>
いじめられっ子だった小学時代、勉強が苦手で落ちこぼれだった学生時代、植村直己さんの本に出会い、山の世界へと入っていきました。何度失敗してもあきらめなかったエベレストの話。登山をして初めて知ったゴミ問題。そして、ネパールで見た子供たちの現状などについてもお話しします。
私の分岐点
私の分岐点
- ジャンル
- :中学校/高校/大学向け
- 聴講対象者
- :冒険/人生/環境/モチベーション
小学校で受けたいじめの経験や、勉強が苦手で落ちこぼれだった中高生時代。本で出会った山の世界。エベレストの経験から考えた「生」と「死」や、山から学んだ環境問題、教育支援活動など、自分の体験を通してお話しします。
<内容>
勉強が苦手で落ちこぼれだった学生時代、植村直己さんの本に出会い、山の世界へと入っていきました。しかし、その世界は、必ずしも簡単なものではありませんでした。エベレストで経験した生と死、それを通して考えた「生きる」ということ。そして、山での経験から、なぜ、環境活動へとつながっていったのか。ネパールの現状、社会貢献活動などとともにお話しします。
富士山から日本を変える~山から学んだ環境問題~
富士山から日本を変える~山から学んだ環境問題~
- ジャンル
- :学校/一般/企業様向け
- 聴講対象者
- :環境/SDGs/冒険/人生
エベレストや富士山を通して学んだ環境問題。活動を多くの人に伝え、続けていくために必要なことを、実体験を通してお話します。また、森林再生活動や教育支援活動など、SDGsとつながるネパールでの活動についてもお話しします。
<内容>
落ちこぼれだった学生時代、植村直己さんの本に出会い、山の世界へと入っていった。山での出会い、学んだ経験は、エベレストや富士山での清掃活動とつながっていきました。20年近く続けている清掃活動、どうやって長く活動を続けることができるのか、活動の発信の仕方、コミュニケーションの方法などお話しします。また、清掃活動だけではなく、森林再生活動や教育支援活動など、SDGsとつながっているネパールでの活動をお話しします。
ネパールでの活動から学んだこと~私にとってのSDGs~
ネパールでの活動から学んだこと~私にとってのSDGs~
- ジャンル
- :一般/企業向け
- 聴講対象者
- :環境/社会貢献活動/SDGs
登山を通して交流をもったネパールの村人たち。山岳地帯の村では、識字率も低く、まだまだ、教育環境も整っていません。そんな村での教育支援活動から始まった活動。その後の森林再生や農業支援など、彼らの雇用に繋ながる活動は、SDGsにつながっていきます。活動を続けるために必要な事や苦労したことなど、実際の体験からお話しします。
<内容>
ネパールのある村に初めて行ったとき、子どもたちに「夢は何?」と聞いても、彼らは、「夢」の意味を知らなかった。学校にも行けず、本も読めない子どもたち。彼らにとって、「夢」を理解することなどできなかったのです。その後、村での教育支援活動を行い、今では多くの子供たちが学校に通うようになりました。次に行ったのが、森林再生活動、農業支援活動。一つ一つ、村に必要な活動を行っていったところ、すべてがSDGsにつながる活動となっていました。ネパールの小さな村での10年に及ぶ活動。どうやって続けてきたのか、これから何を行っていくのかをお話しします。
災害を生き抜くために 〜テント村という選択肢〜
災害を生き抜くために 〜テント村という選択肢〜
- ジャンル
- :一般/自治体/企業様向け
- 聴講対象者
- :災害支援/防災/危機管理
東日本大震災、ネパール大地震、熊本地震での支援活動を通して、災害に対して日頃からどう備えれば良いのかを考えました。災害対策を通して感じた、災害に強い人間作りなどお話しします。
<内容>
東日本大震災「寝袋支援プロジェクト」、ネパール大地震「野口健ヒマラヤ大震災基金」、熊本地震「テント村プロジェクト」。支援する側とされる側それぞれにできること、私たちは日頃からどう備えれば良いのか。数々の震災支援を通して感じたこと、テント村運営の現場から見えてきた日本の避難所の問題点、そして、災害対策を通して感じた、災害に強い人間作りに関して考えていきます。
主な実績
本
- 『落ちこぼれてエベレスト』(集英社インターナショナル)
- 『100万回のコンチクショー (集英社文庫)』(集英社)
- 『野口健―最高峰でつかんだ未来 (シリーズ・素...』(旺文社)
- 『大冒険術―ぼくらはなぜ世界に挑むのか』(文藝春秋)
- 『落ちこぼれてエベレスト (集英社文庫)』(集英社)
- 『僕の名前は。―アルピニスト野口健の青春 (講...』(講談社)
- 『あきらめないこと、それが冒険だ―エベレスト...』(学習研究社)
- 『確かに生きる 落ちこぼれたら這い上がればい...』(集英社)
- 『富士山を汚すのは誰か ――清掃登山と環境問...』(角川グループパブリッシング)
- 『それでも僕は現場に行く』(PHP研究所)
講演拝聴レポート
野口健さんの講演を拝聴して
- ・講演日時:2011-11-26
- ・主催:地区センター様 一般市民向け講演会
- ・講演テーマ:富士山から日本を変える
今回は、地区センター様の周年記念イベントにて
「より多くの方へ“学ぶことの楽しさ、環境保護の大切さ”を伝えられたら」
とのご要望のもと、野口健さんにご講演頂きました。
講演では、少年時代のお話やお父様との素敵なエピソードから
アルピニストになろうと思ったきっかけ、
そして今でも様々な環境活動を行う上で大切にしている想いなどについて
笑いと学びをたくさん盛り込んでお話されます。
野口健 講演の様子
日本全国で講演会や清掃活動をしている中で、
「野口さんは、もう何回もエベレスト登頂に成功し、素晴しい結果を残されているのに
なぜ、また死の危険を冒してまでも山に登るのですか?」とよく聞かれるそうです。
講演前に頂いた野口さんの名刺には、エベレストに登頂された時のお写真が載っていたのですが、
野口さんの顔は凍傷と日焼けを繰り返し、真っ赤に腫れており、エベレスト登頂の過酷さが伝わってきました。
そのような過酷な経験をされても、また山に登る理由―
その答えは、アルピニストの活動を超え、
清掃登山や遺骨収集を行う野口さんの姿の中にあるように思います。
講演の最後には、 「また来年も山登りに行ってきます!」と笑顔でおっしゃっていた野口さん。
今でも山に登り続ける理由、野口さんの山への想いを是非、講演会で直接聴いて頂けたらと思います。
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