<質疑応答> |
Q1 |
勝つことを義務付けられたヴェルディ内では、チーム全体としてどういった意識を持って練習し、
試合に臨んでいたのでしょうか? |
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A1 |
「当たり前かもしれませんが、その『勝つ』ということを 目標にして練習でも本番でも120%の力を出しました。特に、練習では、一度ミスをすると厳しい声をかけられたり(かけたり)、次からパスが回ってこない状況になります。練習中にこれだけシビアにプレイすることによって、勝たなければならない本番では、同じミスを絶対にしない、 と強く思えるようになります。 ミスを生んだそのプレイがマイナスかプラスかを肌で感じて、覚えておけば、本番ではそれを繰り返さないし、 もし、仮に同じミスをしたとしても、周りもその場面を 覚えているので、すぐにカバーできる態勢だったと思います」 |
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Q2 |
多くの監督、リーダーたちと接してこられた北澤さんですが、
その中で優れたリーダーたちの最大の共通点は何でしょうか? |
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A2 |
「確固たる自分のスタイル・意思を貫く、という信念の有無だと思います。選手とコミュニケーションを取る、ということはもちろん大切ですが、 あまり接しすぎると、選手たちの意見に翻弄されてしまうことも時には出てきてしまうのです。 また、全ての選手に気に入られようとしてしまう監督は、 逆に、選手としても信頼できなかったのが本音です」 |
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