そもそも、ストレス。今や、現代人の代名詞のように世の中に溢れる言葉だ。
学術的な目線からいくと、1936年にカナダの生化学者H.セリエによってストレス学説が提唱された。さらに、1938年には「ストレスとは、どんな質問に対しても答えようとする身体の反応」と理論が提唱された。
これは、物理的刺激、化学的刺激、身体的な生物学的刺激、心理的要因など、どのような刺激に対しても、身体はすべて反応を示すという理論だ。
「ストレス」=「悪いもの」
このように、思われがちだが、良いものも悪いものも、ストレス反応を示すのだ。
つまり、私たちの生活の中で、「ストレスを感じているから、体調が悪い、頭が痛い」よくあることだが、ストレスは感じるのが悪いわけではなく、ストレスをどう対処するかが大切ということだ。科学的に、対処法(コーピング)は、気分転換やソーシャルサポート探索などが有効であると考える。例えば、好きな音楽を聞いたり、映画をみたりなどの方法もある。
その中でも、運動やスポーツということも視野に入れたい。スポーツ運動の効果としては、「緊張をほぐす」「ストレスホルモンの分泌を調整」「一時的に悩みから離れる」「神経や筋肉に刺激」のようなことが上げられる。
具体的にどのような運動がよいかと言うと、ジョギングや、ウォーキング、水泳、自然環境の豊かな場での多くの身体活動を含むキャンプなどだ。
これを有酸素運動という。
ストレスという言葉がマイナスのイメージではなく、対処法によってより健康的で、快活な思考回路を手に入れることができるのではないか。
私自身も、ランニングをするのが、日課になっているが、自分自身と向き合う大切な時間だと認識している。
ウォーキングからでもいい。スポーツを取り入れた、自分の時間をマネジメントするのも以外と楽しいかもしれない。
Good time comes true!
伊藤華英いとうはなえ
競泳オリンピアン(北京/ロンドン五輪 水泳女子日本代表)
べビースイミングから、水泳を始め、15歳で日本選手権に初出場。女子背泳ぎ選手として注目される。2008年日本選手権女子100m背泳ぎで日本記録を樹立。初めてオリンピック代表選手となる。その後、怪我によ…
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