9月3日、田中ウルヴェ京さん（メンタルスキル・コンサルタント）が講師をつとめるコーピング研修の無料体験セミナーを開催致しました。このセミナーは、昨今のメンタルヘルス分野に対する意識の高まりを受け、企業の人材育成における社員の心の問題の重要性を広く知って頂くため、弊社が主催させていただきました。セミナー開催告知後から、非常に多くの皆様から参加のご応募を頂きました。当日は、大企業の人事担当の方から個人経営者の方々まで幅広く集まって頂き、お蔭様で満員御礼の中でセミナーは始まりました。

　今回、講師を引き受けてくださった田中さんはソウル五輪シンクロデュエット銅メダリストであり、現役引退後、米国に留学しスポーツ心理学を学び、現在ではメンタルコーチとして様々なプロアスリートをサポートされている傍ら、企業を初め数々の団体向けに講演・研修活動を行なわれている方です。弊社もこれまで講演・研修を数多く依頼させて頂いており、主催者様からは毎回、大好評を頂いております。

　「ストレスに負けない技術－職場で活かせるコーピング研修」と題されたセミナーでは、誰もがうらやむはずのシンデレラストーリーの裏に隠された、多くの努力や挫折をお話いただきました。その中で、田中さんが実践されてきた、オリンピックという極限の世界でのモチベーションの保ち方やリラックス法は、世界は違えど我々会社員の人間にもとても参考になるお話ばかりでした。

　また、自分のストレスパターンをタイプ別に判断する書き込み式シートを使ったワークでは、参加者様に3～4名のグループを作っていただき、お互いの診断結果について話し合って頂きました。皆さん、積極的にコミュニケーションをとりながら盛り上がっておられました。その後、各ストレスパターンについて田中さんより、スポーツ心理学の専門的見地から説明頂き、非常にわかりやすく、かつ根拠が明解で、皆さん食い入るように聞き入っておられました。

　大きな拍手で幕を閉じた今回の無料セミナーですが、終了後行なったアンケートでは 多くの参加者の方々から大好評を頂く結果となり、大変嬉しく思うと共に、各企業内における社員のメンタルヘルスに対する感心の高さを改めて知ることなり、勉強させられることも多くあったセミナーでした。現代社会で働いている以上、ストレスを感じたり心の病気にかかったりする方は多く、職場の雰囲気のみならず業績にも直接的に響いてくるはずです。そうなると、社員に気持ちよく元気に働いて頂くための対処をするのも企業の必然の義務ではないでしょうか。社員の方々に元気に働いて頂き、個人の業績も伸びれば会社の成長にも繋がります。最近、社員から元気が感じられない、会社全体から覇気が感じられないとお感じの企業の方々には是非おすすめの講師です！

（株式会社ペルソン　研修事業部）