コンプライアンス研修
～法令遵守から社会適合性へ

ルール強化と監視ではできない、コンプライアンスが実現する組織づくりの考え方と実践方法を学ぶ。

研修のねらいと期待される効果: 法を守るだけでは、社会的要請に応えることができない。築いてきた信用やブランドを守り、強化するにはコンプライアンスを社会適合性と捉える時代が来ている。ルール強化と監視ではできない、コンプライアンスが実現する組織づくりの考え方と実践方法を学ぶ。

対象: 全階層・全職種

所要時間／期間: ５時間

特徴: ・記憶に新しい、多様な事例が出てきます。
これらを通し、社会や顧客が企業に求めていることを深く思考します。
・ルールや手続きを増やし、監視を強化すると、組織の非活性や業務時間の増加につながります。
コンプライアンスと組織の活性化を、どのように両立させるかを考えます。

人数: 1クラス30名まで

午前

10：00　1.オープニング
―研修の目的・進行などについて

10：10　2.（ミニテストと解説）
コンプライアンスに関する基礎的な問題を、解いていただきます。
「○×式」や「択一式」の問題を７問出題します。

11：10　3.講義
―コンプライアンスの捉え方
―コンプライアンスとブランドマネジメント
―コンプライアンスとルール・監視
―コンプライアンスと組織風土
―不正のトライアングル

午後

13：00　4.ケーススタディ①
10の企業スキャンダルを振り返り、それが怒った理由について考えます。
これをもとに、自社のリスクについて見つめなおします。
【グループディスカッション→発表】

14：30　ケーススタディ②
起こってしまった事例に対して、「会社としてどう対応すべきか」を考えます。
【グループディスカッション→発表】

16：10　講義
―法令遵守がなぜ危険な考え方か
―これから考えられる企業のリスク
―コンプライアンスの実践に向けた職場づくり

16：40　まとめ
（17：00終了予定）

要相談

川口雅裕

川口雅裕（かわぐち　まさひろ）

株式会社リクルートコスモス（現株式会社コスモスイニシア）人事部にて、採用、労務管理、教育研修、人事制度の設計などに従事。経営企画室で広報課長としてメディア対応、IR活動を行う。現在は主として中堅・中小企業を対象として、組織人事コンサルティングを行うほか、人事分野の講演活動を積極的に展開する。分かり易いシンプルな解説と、関西人らしい“芸人魂”を持った語り口調が好評。