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大畑大介さんは、小学3年でラグビーを始め、高校時代に高校日本代表に選出。大学時代から日本代表となり、日本のトライゲッター、エースとして活躍、世界にその名が知られたラガーマンです。オーストラリア、フランスのクラブにも入団。ワールドカップに2度、出場、日本代表キャプテンを務めた元ラグビー選手です。
官野一彦さんは、ウィルチェアラグビー、いわゆる車椅子ラグビーで日本を牽引してきたキープレーヤーの一人です。23歳のとき、サーフィン中に波にまかれ頭を強打。頸椎を骨折して車椅子生活になりました。3年後、ウィルチェアラグビーの日本代表に選ばれ、ロンドンパラリンピック4位、リオデジャネイロパラリンピックでは銅メダルを獲得しました。
ラグビーをよく知る二人が語り合ったのは、いかに自分を、チームを成長させるか。ラグビーワールドカップから、2020年、東京オリンピック、パラリンピックまで話は広がりました。
死にたい、消えたい、と初めて思った
なりたい自分という無形のものを追いかける
究極のチームプレーは、自分を高めること
自分に勝てないと、最後は勝負に勝てない
講演後、中学生や高校生からダイレクトメッセージが
――企画:土橋昇平/取材・文:上阪徹/写真:丸山太一/編集:対馬玲奈
大畑大介()
小学校3年生からラグビーを始め、東海大仰星高校時代に高校日本代表に選出。京都産業大学へ進み日本代表として活躍後、1998年に神戸製鋼に入社し、日本のトライゲッター、エースとして活躍、世界にその決定力を…
官野一彦()
日本ウィルチェアーラグビー界を牽引したキープレーヤーの一人。決して試合中は表情を出すことなく自分に課された仕事を積み重ねる試合巧者。緻密な計算高いプレーには定評があり、海外の大柄な選手とのマッチアップ…