開催日2020/08/02(日)、08/06(木)、08/23(日)
※イベントは終了しております
目次
イベントレポート
リーフラス株式会社様と共催で、禅宗 臨済宗妙心寺派 寶雲山泰岳寺 副住職 泰丘良玄さんによる、朝活「当たり前の有難さ」に気づくマインドフルネス講座禅体験(全3回)を実施しました。
最近では、マインドフルネスや禅が注目され、ココロを豊かにするということに意識を向ける方が増えています。今回の講座は、椅子を利用して行う坐禅体験を通し、禅が私たちになぜ必要とされているのかを学び、そして、自分の心に目を向け、自分のあり方を考えるきっかけづくりから、私たちの日常生活に、禅の教えを自然と取り入れることのできる習慣を身につけることを目的に行いました。
そして、お盆の時期を迎えるにあたりお盆の由来の他、「拘らず、偏らず、捉われず」や「日々是好日」など、毎回泰丘さんから興味深い法話もいただいたり、読経をしたりと盛り沢山の内容となりました。
朝6時半の開始、日曜開催も含まれましたが、毎回40~50名の皆様と穏やかな時間と気持ちを味わうことができました。
参加者・聴講者の声
-
自分の状態に気づくことが大事というお話に納得しました。静かに座る時間を持つのはいいことだなと感じています。
-
「日日是好日」「煩悩即菩提」この二つの言葉、大事にします。全3回、実際に体感しながらお話を聞きながら、禅、お経、仏教、、、身近に感じることができました。
-
特に心に残ったのが「執着」の話。マイナスだけでなくプラスにも執着してはならない、「中庸」という意味が非常に印象的でした。コロナ禍の中、どうしても気持ちが偏りがちになる中で心に残りました。
-
出勤前、いつもなら慌ただしく支度をするのですが、少しだけ心にゆとりをもって準備することが出来ました。
など、多くのご感想を頂きました。
配信設備・環境
利用したウェビナーツール
zoomウェビナー
ウェビナーの撮影場所
講師拠点 泰岳寺から配信
一緒に使用した機材
ノートPC(カメラ・マイク付き)、インターネット環境、ホワイトボード、坐禅用の椅子
ウェビナーツール選定で重要視したポイント
- 早朝開催となり参加者が受講しやすいようにカメラとマイクの必要がないこと
- zoomウェビナーは話者のみが映し出され、集中できるため
- ログインのしやすさ
- ウェビナー画質・音声
利用したウェビナーツールのメリットと検討の過程
今回は朝6時半からの開催、そして45分という短い時間での実施のため、受講者の皆様がログインしやすいツールであることを前提とし、利用頻度の高いと思われるzoomにしました。
そして、カメラやマイクの利用がないことから、自分自身に集中し安心して視聴ができるzoomウェビナーは、今回のテーマには非常に効果性が高く利用ができたと思います。
開催成功のポイント!
講師自身がウェビナー(オンライン配信)に慣れていらっしゃり、毎回開催するたびに前回の改善点を意識し、見え方など工夫をしていただけました。
講師紹介
泰丘良玄
禅宗 臨済宗妙心寺派 寶雲山泰岳寺 副住職
1983年愛知県にあるお寺の家に生まれる。慶應義塾大学理工学部情報工学科卒業後、花園大学文学部国際禅学科を卒業。その後、名古屋にある徳源寺専門道場にて参禅修行。理系から仏門の道に入った異色の経歴の持ち主。室町時代からつづく禅寺の副住職を務めており、爽やかな風貌から特に若い世代に分かりやすく仏教や禅の教えを広めている。
まとめ
【朝活】は弊社でも初めての取り組みだったため、実施までの不安がありましたが、聴講者の皆様のアンケートから今回の禅講座をまた開催してほしいという声も多く寄せられ、とても安心をしました。お盆の季節、そしてコロナで不安な状況を考えてテーマ設定を行ったことから、皆様に興味をお持ちいただけたのではと思います。講師の拠点である愛知県の方からのご参加も多く頂きました。
オンラインで坐禅という今までにはないスタイルでしたが、新しい取り組みへ皆様が関心を高くお持ちでいらっしゃることに驚きながらも、私たち自身も多くを学ばせていただいた時間になりました。