国際結婚においての“恋愛期間”
恋愛と結婚は別物と考えている?
誰かを好きになり、ずっと一緒にいたいと思うから結婚に至る…きっとこれが理想の形。
世の中で活躍する女性は、婚期を逃すまいと、恋愛を飛び越え結婚へと急いでしまう傾向にあり、日本男子達に見切りを付けた女性は、国際結婚へと視野を広げる。だから、30、40代の未婚の女性はもっぱら、好きな人では無く、「家族を作るための結婚相手」や、「国際結婚ができそうな男性」を探し始める。
でも、ちょっと待って!恋愛期間を過ごさずにして、どうして一生を共に過ごせるだろう。国際結婚ならなおさら、恋愛期間は愛を育む為だけでは無く、覚悟と準備をする為のとっても大切な時間なのだ。宗教のこと、お金のこと、食生活のこと、文化や習慣の違い、そして、価値観など。
恋愛期間にチェックすべき“価値観の違い”
たとえば、日本人にはあまりピンとこないかもしれないが、宗教は絶対に必要なチェックポイント。改宗しないと結婚できない宗教もあるし、ある宗教では女性の行動範囲が制限されたりもする。また、家族の信仰心が強ければ、ルール上は問題なくても、他宗教のあなたを家族として認めてくれないかもしれない。国際結婚をするにあたり、宗教のルールや信仰心のレベルは、交際中にちゃんと確認しておく必要がある。
それからお金のこと。これは、文化、習慣、国の生活レベルによっても変わってくる。
生活費はお金を持っている方が負担する。貯金という概念が無くあるだけ使ってしまう。母国の家族に仕送りをする為に働いている。友人や家族にお金を貸すことを誇りに思ってる。などなど…日本人の金銭感覚と大きく違ったりするので要注意!
食べることも毎日位欠かせない需要なイベント。グルメな美羊達にとっては、ここも大きなポイントの一つである。外国人の場合、生魚が食べられないというケースは少なくない。ビーガンやベジタリアンもいるし、また、宗教上豚を食べない国の人もいる。一緒にグルメを楽しむために、交際中に、食生活についてある程度話をつけておくのがベスト。
文化、習慣の違いは、時間を掛けないと分からない。男性優位の文化で育った彼との恋愛は、とても大切にされるものの、束縛されてちょっと苦しくなるかもしれない。一夫多妻制だって、まだまだ現実の話である。家族との絆が強すぎ、“自分のモノは家族のモノ、家族のモノも家族のモノ”という価値観に衝撃を受けることもあるだろう。独身であるが、母国にたくさん子供がいたり、それはもう、例をあげたらきりがない。
だから、結婚相手を見つけたいなら、まずは、結婚を考え無いで “好きになりそうな人”を探そう。そして恋愛期間をちゃんと設けよう。全てにおける価値観の「違い」を恋愛期間中に調整しておこう。
そうは言っても、この年になって結婚を考え無い訳にいかない!って思うけれど、そこは、ぐっと我慢。チャンスは何度も訪れる。外国人は日本人と比べて、女性の年齢をそれほど気にしていないから、時間を多少多めに見積もっても大丈夫!
外国の人との出逢い
「外国の人とどこでどうやって出会えばいいの?」とよく聞かれる。
「出会いは突然やってくる」と言いたいところだが、そうのんびり待ってもいられない。クラブ、バー、お見合いパーティーにお見合いサイトも、それなりに成果はありそうだけど、オススメは社会人対象のサークルやミートアップ。気軽に参加できるし、色々な人に出会えるから。最近よく耳にするミートアップは、共通の地域で、共通の興味関心を共有できる人たちが集まるコミュニティー。語学交流を目的としたミートアップも沢山あるから外国人と知り合えるチャンスもグッと上がる。
出会い以外に目的があるというのが自然でいいし、例え出会いがなくても楽しい時間がすごせるはず。
日常生活の中にもチャンスは星の数ほど散りばめられている。
ただ、日本人女性特有の寡黙、物静、などの大和撫子的な美徳を一時封じなければならないが…
例えば、よくコーヒーを買いにくいカフェ、お昼にはいるレストラン、女友達と飲みに行くお洒落なバーに、お洒落じゃない居酒屋など。店員やウエーター、偶然隣のテーブルに座ったお客さんと、出会いのチャンスは星の数ほど散らばっている。「なんか素敵!」とか、「感じがいい!」と思ったら積極的にコンタクトをとろう!
1 まずは笑顔でコンタクト。笑顔を見て嫌な気がする人は絶対にいないはず。容姿に自信があっても無くても、笑顔パワーはかなりの効き目がある。相手が日本人の場合は反応が今一つかもしれないけれど、絶対に悪い気はしないはず。もし相手が外国人だっら、かなりの効き目が期待できる。
2 少し時間ををおこう。お料理みたいだけど、10分くらい時間をおきましょう。
3 先ほどよりはっきりした笑顔でコンタクトをとって、軽く会釈。
4 外国人なら、向こうから話しかけてくれてるかもしれないけれど、日本人だったらここはひとつ頑張ってみよう。「こんにちは!」だけでもいいから、声を出してみよう。
5 何も起きなくてもがっかりせず、そんなことが出来た自分を笑っちゃいながら、楽しんでみること。いつか絶対科学反応がが起きるから!
チャンスを掴む事を楽しもう
一生を共にする人に出会えるチャンスを、みんな必死で探している。
魚釣りに例えるならば、海なり川なり釣り堀になり、釣り場に行かないことには、魚を捕まえられないということ。行ったところで、魚がエサに食いつくチャンスは五分五分だし、魚が釣れたからって、食べられる魚とは限らない。食べられない魚はリリースし、大きな鯛を釣るために、仕掛けを変え、釣り場を変えて、糸を垂らして待ち続ける。釣り人のように、魚釣り自体を楽しんでみよう。そんな貴方はきっときらきらして、自信のある女性に映るはずだから、大きな鯛もそう遠くはないかもしれない。
執筆:MAKI/ベリササイズのパイオニア
日本を代表する、海外でも活躍のトップ・ベリーダンサー。ベリーダンスの中でも最もレベルが高いと言われる本場エジプトをはじめとしてアメリカ・ドイツの有数ダンサーに師事。3年間の海外生活帰国後、渋谷、青山、赤坂をベースとする「MAKIオリエンタルダンスカンパニー」を設立。代表として、年間のべ200名以上の生徒を指導、その指導力は、中学校・高校の教員免許を持つだけあり、非常にきめ細やかで、1人1人の良い個性を引き出すマネージメントスタイルとして定評がある。また、本業の他、「ベリーダンス・エクササイズ」(NHK教育テレビ)講師、「NHKまる得マガジン」DVD出演、雑誌「おうちでできる習い事 わたしHAPPY計画」(ベネッセコーポレーション)など、数多くのメディアでも活躍。ダンサーのためのダンスショーではなく、老若男女全ての年代の人に、ひとときの非日常を楽しんでもらえるようなステージを心がけている。
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