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2007年12月13日、某大手メーカー系システム会社の課長職を対象とした研修が実施されました。テーマは、「課長(管理職)としてのリーダーシップ」。同社は多くのSEを抱えており、プロジェクトによっては、クライアントとその関連企業が共同で仕事を行います。ほとんどがチームで仕事をまわすので、「課長(管理職)としてのリーダーシップ」、または、「それをどう発揮していくことが、全体パフォーマンス向上へとつながるのか」を学び、よりよいチームのあり方やチームパフォーマンスを高めたいという要望でした。
講演の冒頭、講師の篭池哲哉さんが口にした言葉は「この研修に参加した目的は何ですか?」というものでした。実は、これは、篭池さんの全ての研修・講演で聞かれる質問です。というのも、何かを始める時には、必ず目的を持って始めることが重要で、それを見失うと、進歩することも実現することも一向に出来なくなってしまいます。ですから、まず受講者に目的を持つことを各自に意識させ、おのずと研修への参加意欲を高める狙いがあるのです。
さて、この研修の中で特徴的だったのが、講師オリジナルの2つのワークシートでした。
(1)自らが目指すリーダーシップ像の確認
(2)リーダーシップを効果的に発揮する相互支援ワーク
(1)ではまず、自分が理想とするリーダー像(歴史上の人物、スポーツ選手や実際の上司等)の中から共通項を見つけます。次に、自らの潜在意識にある「自身に欠けているもの(※)」を顕在化し、理想のリーダー像の項目と照らし合わせ、今後の方向性を認識します。
(※「自身に欠けているもの」=篭池さんオリジナル「魔法のシート」へ記入していくと、自然とそれが分かってくるから不思議です)
また、(2)ではグループやペアに分かれて、「相互支援」の練習をします。これは、相手の困っていることや悩んでいることに対して、アドバイスを与えたり、その人のために自分が支援してあげられることを表明します。その時のポイントは、「相手をやる気にさせる」ことです。リーダーとして重要なのは、叱咤激励して、チームパフォーマンスを上げて、チーム全体を引っ張っていくことよりも、メンバーのためにリーダーの自分が何をしてあげられるかを伝えて、メンバーの「支援される安心感」と「仕事への意欲」、つまりは「やる気」を高めることなのです。チームのメンバーのやる気が高まれば、もちろん支援する側(リーダー)も「この人のために手伝ってあげたい」と感じ、お互いに良いサイクルが出来上がります。
根性論や精神論でチームを引っ張るリーダーの時代は終わったと篭池さんは言います。リーダーとメンバーが互いに補完、支援し合う関係が、新しいリーダーシップであり、新しいチームのあり方なのだと感じました。
(2012年12月27日 / 発信:「講演依頼.com」 研修チーム)
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