料亭の2代目女将をしていた私の母の経営哲学でした。
誰かに親切に接することは、めぐりめぐって自分に返ってくる。だから、人に親切にするとは自分にとっても大切な事だと良く言っていました。
誰もが人生に於いて幸せを掴みたいと思っているでしょう。
幸せになりたいなら先ず自らが周りの人を幸せにしてあげることです。幸せな人に囲まれている自分は又幸せになれるからです。
「その為に日頃から他人様に対して汗水という水を流し、努力という肥やしをやりなさい。
そうすると強い根っこができ、そこから太い幹が上に伸び大木となりしっかりとした枝が生え
大輪の花が咲くよ。それが幸せの花なんだ。」と言っていました。
当時は母の周りにはいつも笑顔で幸せな人が集まってきていたように思っていましたが、母が周りの人を幸せにしてたんだと後になって気づいたのです。
母が良く言っていたのは、「ありがとう。」という言葉でした。いつも周りの人にこの言葉を言っていたのを覚えています。たった一言ですが、それで周りを幸せにできる。先ずありがとうの一言から始めてみては如何でしょうか。
上田比呂志うえだひろし
大人の寺子屋 縁かいな代表
大正時代創業の老舗料亭に生まれる。幼い頃より家業を手伝い、"おもてなし"という、日本文化のDNAを受け継いで育つ。1982年に大手デパート・三越に入社。同社の社内研修制度によりフロリダで開催されたウォ…
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