現在各企業が働き方改革に取り組んでいますが、働き方改革とは意識改革を伴っていなければ継続していけないと感じます。特に現場を預かっているリーダーの意識が重要になってくると思います。
リーダーとしての役割はコミュニケーションを取りながら相手の能力や性格、考え方をいち早く察知しどういうストロークをすれば良いのかを感じ取る力を磨いていくことです。
単純に仕事が遅いとか、全然わかっていないと決めつけるのではなく立場が違っても意識の目線を合わせその原因がどこにあるのかを一緒になって探ってあげることも時として必要でしょう。
実際私の部下でいつも仕事が遅く残業が重なっていた人がいましたが、目線を合わせ仕事の仕方を聞いてみると、優先順位をつけずただかたっぱしから目の前の仕事をこなしているだけのやり方でした。
そこで仕事の前にその仕事を行う為の設計図を作るように伝え、最初は一緒にやりながら優先順位をつけ使える資料を応用できるようにしていくと、今日中にやらなければならない仕事を先ず終わらすことで仕事の効率性が高まり残業時間も減ったことがありました。
相手を変えようとしても変わりませんが、自分の意識が変わると部下へのストロークが変わり相手の意識も変わってきます。
大切なのはリーダーとして常に自分の意識を磨き高めていくことです。
上田比呂志うえだひろし
大人の寺子屋 縁かいな代表
大正時代創業の老舗料亭に生まれる。幼い頃より家業を手伝い、"おもてなし"という、日本文化のDNAを受け継いで育つ。1982年に大手デパート・三越に入社。同社の社内研修制度によりフロリダで開催されたウォ…
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