このたびの東北地方太平洋沖地震により、お亡くなりになられた方々に心からのお悔やみを申し上げますとともに、被災地の皆様に謹んでお見舞申し上げます。
続く余震、原発問題、被災された地域の方々のご不便な生活。
現在、私達は不安な日々を余儀なくされています。
今回は、メンタルや環境の改善にお役立ていただきたい色をご紹介します。
見る色、着る色、食べる色に…どんな形でも構いません。色の持つ潜在力をご活用ください。
~色彩 心理作用・生理作用~
【リラックス、安らぎや安心を感じる、心の緊張をほぐす】緑(特に自然色、草の色)
【身体の緊張を和らげる】グレー・ベージュパステルカラ―
【精神的な安定を促し、心身の回復力を高める】青
【暖かさ、温もりを感じる】暖色(赤・オレンジ・黄色*寒色よりも体感温度が3度高まる
【幸福感を感じる、女性ホルモンの分泌を促す】ピンク
【意欲を高める】黄色
【活気を高め行動力を促す】オレンジ
【内面的なバランスを整える】薄紫・緑
【免疫システムを高める】青緑
【冷え、低血圧を改善する】赤
【高血圧、興奮状態を鎮める】青
次に、色呼吸法をご紹介します。
使う色は先にご紹介した色を参考に。また、自分の好きな、元気になるなどの色でも大丈夫です。その色が近くにあれば、見ながら行うとより効果的です。
~色呼吸・5回ワンセット~
(1)目を閉じて、自分に取り込みたい色、必要を感じる色を、ゆっくり鼻から吸い込みます。
*その色のシャワーを浴びるようにイメージすると効果的です。
(2)自分の中に抱えている嫌なことやダメージを、思いきり吐き出します。
*口から吐く息に合わせて、嫌いな色、ストレスを感じる色をイメージしても良いでしょう。
色彩が皆様のお役に立てますことを。そして、明るい春の色を楽しんでいただけますように…心からお祈りしています。
榊原貴子拝
榊原貴子さかきばらたかこ
ファッション&カラーコンサルタント
パーソナルカラ(=個人に合う色)に基づいて、メイクアップからファッションにいたるまで、個性に合わせたパーソナル・ブランディングを提案する。女子プロゴルファーの横峯さくらへのカラーコーディネーションおよ…