「色白は七難かくす」と言い、美白ブームは年々過熱しています。美白ももちろん大切ですが、年齢不詳度を目指す時『艶は十難かくす』を掲げたいと思います。年齢を重ねてもお元気な方々は、ツヤツヤだと思いませんか?
今回は色を離れて、美容のお話です。
第一印象をアップする要素、艶を体現できるのは肌と髪です。美肌と髪のためには規則正しい生活が大切ですよね。シンデレラタイムと言われる夜10時から深夜2時。この時間帯に「成長ホルモン」が一番多く分泌されます。
このホルモンは代謝をコントロールするそうですから、美容効果は絶大です。とはいっても、毎日規則正しく10時に就寝できないのが現実です。専門家によれば、午前1時前後がホルモン分泌のピークとのことですから、何とか12時就寝を目指したいですね。
まずはスキンケア。艶とともに欠かせないのが、ハリです。
ハリのある肌は水分豊かな肌です。肌への効果的な水分補給がポイントです。メイク・オフして洗顔、そして化粧水。これだけで済ませていたら、肌の潤いは保てません。化粧水や美容液など、水分でできた化粧品だけでは、体温で蒸発し、本来肌が貯えているはずの水分まで奪ってしまい、逆に乾燥の原因になります。
ケアの最後は、必ず油分で肌の表面をラップしましょう。クリームでも乳液でも、お肌の状態に合わせて選びましょう。水分補給後の油分ラップが、ハリと艶を保つポイントです。
次にヘアケア。実は、髪は肌よりも年齢が出やすいかもしれません。髪が乾燥してパサパサになってしまうと、疲れた印象を与えがちです。もちろん睡眠や食生活が大切ですが、最後のひと手間で艶髪になる方法を。それは、髪の表面の保護。シャンプーしてトリートメントは必須ですが、最後に油分で髪をコーティングしましょう。洗い流さないトリートメントでも良いですし、椿油のような油分をうっすらと髪につけるだけでも、驚くほど艶がでます。
ブラッシングとも言われますが、これは髪にダメージのないことが前提。頭皮の血行を上げるには有効ですが、傷んでしまった髪を無理に梳かすと、さらに傷めてしまう危険があるので、気をつけて。
そして美髪のための食生活、ご存じの「マゴハヤサシイ」の実践を。
マ(豆)ゴ(ゴマ)ワ(ワカメ)ヤ(野菜)サ(魚)シ(椎茸)イ(いも)
最後に艶のために、一番欠かせない要素がアンチストレス。ストレスは美肌にも美髪にも大敵です。ストレス解消に、近ごろ私が実践しているのは、いつもと違った動作をすることです。人は、全く違う身体の動きをすることで、ストレス原因になっている問題を、忘れてしまい易いと教えていただいたのです。これ・・効果が結構あるんですよ。お試しあれ!
今日から、「ツヤツヤになぁれ」と魔法の呪文を呟きながら、艶で十難かくして・・
年齢不詳度の高いオンナを目指しましょう。
榊原貴子さかきばらたかこ
ファッション&カラーコンサルタント
パーソナルカラ(=個人に合う色)に基づいて、メイクアップからファッションにいたるまで、個性に合わせたパーソナル・ブランディングを提案する。女子プロゴルファーの横峯さくらへのカラーコーディネーションおよ…
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