誰にでもある体型コンプレックス。
身長が低い‥下半身が太い‥など、私たち女性の悩みは尽きません。
私がファッションアテンドで買い物に同行する場合は、あらかじめコンプレックスを聞き、熟考し、セレクトして、その方のお悩みが最大限解消できるよう努めています。
このようにプロの手に委ねることもひとつの方法ですが、自分で少しでも解消できたらファッションがより楽しくなりますよね。
例えば、最近多いスタイルのひとつ、チュニック。2,3年くらい前から「太っているから身体のラインの見えないチュニックは便利」とよく聞きます。
でも、チュニックはその膨らんだ形によって、実際よりも太って見えてしまう場合があります。また、合わせるボトムの色を間違えると、縦のラインが分断され、背を低く見せてしまうこともあります。欠点を目立たなくしようとする努力が裏目に出てしまったケースです。
女性の抱える最大のコンプレックスは「太っている」ことです。悩み解消のための服選びのポイントは・・
(1)サイズは、気になる部分より少しだけゆとりのあるものを選ぶ(大きすぎると余計に太って見えてしまう)
(2)縦のラインを強調する(色を使って上から下へ流れるラインをつくる)
(3)首元はVネックや襟ぐりの広いものを選ぶ(首が長く、顔が小さく見える)
(4)ハイウエストやローウエストにポイントを置く(気になる部分から視線をそらせる)
(5)ボトムにダークカラ―を使い、トップスの形やアクセサリーなどの小物でアクセントを置く(視線を上半身に集める)
日本女性の多くは、他者から見てそう感じなくても、太っていると思い込んでいる方が多いのも現実です。
体型や身長、ヘアスタイルやメイク…「より美しく」に向かって、コンプレックスを解消することは、自分を認め高める大切な作業だと私は思います。
なぜなら、自分から抱え込んでしまったコンプレックスは、自分を納得させることでしか解消できないのですから。
でも、くれぐれも自分を追いつめないで。自分を客観的に見つめる目は、決して忘れないでくださいね。
榊原貴子さかきばらたかこ
ファッション&カラーコンサルタント
パーソナルカラ(=個人に合う色)に基づいて、メイクアップからファッションにいたるまで、個性に合わせたパーソナル・ブランディングを提案する。女子プロゴルファーの横峯さくらへのカラーコーディネーションおよ…
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