12月19日、KARAの妹グループとしてデビューした、RAINBOWのファンミーティングに参加してきました。チケットを売らずに、ファンの中から選ばれた人だけが体験出来るPremium Liveだけに、すでに会場入り口の並びの列から漂う一体感は独特です。
VENUS EYES Vol.20「『KARA』に学ぶことがある』」でお話しした時から、約1年。K-POPの市場は益々盛り上がり続けているので、最新の「女心」リサーチのため、日本デビューの前から次にブレイクするグループはチェックし続けて来ました。
早速、友人の娘で神戸から新幹線で駆け付けた高2になる女のコと、準ミスインターナショナル日本代表の五十嵐希ちゃん、担当ネイリストの丹羽真由美さん、私という、10代、20代、30代、40代の4世代女子でセンター席に座ること30分、ファンだけが知っている呼び込みのコールが始まって「いよいよ!」とワクワクしていると、機材の故障が発覚!それから約一時間のトラブルに・・・・・・。
普通のコンサートなら文句を言いだす人がいてもおかしくない状況の中、驚くことに誰一人不平を言うこともなく、高校生の女のコ達はスマートフォンでRAINBOWの曲を聴いて、待ち時間すら楽しんでいる様子です。私は、絶好の取材タイム!と入口のグッズ販売からプレゼントお預かりコーナー、もちろん会場に集まっている女のコ達のファッションチェックもして、仕事タイムとしましたが・・・・・・。
その後、機材復活のアナウンスがあり、今度こそ!と、気分を上げるためにライダースを脱いでRAINBOWの7色にかぶらないゴールドのスパンコールタンクトップ姿にて、ファンコールに便乗。センターから登場したメンバーは、ナント!全身ゴールドの衣装!そこに集まった誰よりも私がRAINBOWとゴールドで一体化してしまったのです。その瞬間から私も仕事ではなく、しっかりファンミーティングを楽しむ一人になっていました。
偶然にも「Gold」という色で共有した「一緒」という気持ちが、どれだけ彼女達を身近に感じることが出来るかを実感しながら、2回唄ったデビュー曲を覚えてしまい、2月発表の新曲までもが待ち遠しくなる気持ちになったのは、自分でも驚くばかり。
と同時に、舞台の上から精一杯の声で、ファンに対して何度も何度も「ありがとう」を連呼する彼女達。可愛いのはもちろんですが、実はあの「ありがとう」に心奪われてしまうのではないでしょうか。友達関係、親子関係、仕事関係、メールが中心になって現実の生活に「ありがとう」と声に出して言うことも言われることも少なくなった日本で、彼女達の笑顔と「ありがとう」の声は、心に届く”癒し”であり”感謝”を感じる心地良い響きとして、いつまでも強く胸に残ります。
「ありがとうございます!」「これからも応援よろしくお願いします!」「また会おうね!」この3つの言葉に、私でさえ心の中で「こちらこそありがとう!」「頑張ってね!」「次も必ず行くよ!」と答えていました。
ファンサービスがどれだけ大切か・・・・・。本人達だけでなく、支えるスタッフのファンへの心配りや気持ちが、本当に伝わってくるファンミーティングから学んだことが沢山ありました。
同様に、ファッションでもビューティでも、こんな時代にも成長し生き残るのは「あなただけのため」を実現してくれるブランドやメーカーになっていくと思います。
中村浩子なかむらひろこ
株式会社ヴィーナスプロジェクト 代表取締役社長
大学在学中より、光文社「JJ」において、ファッション・ライフスタイル担当の特派記者となる。その後、小学館「CanCam」を経て、光文社「VERY」、「姉VERY」、「STORY」の創刊記者を務める。オ…
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