年があけ、またそれぞれが一歩前に進みました。
人は歳を重ねるごとに、心まで老いてしまう人が多いようですが、心はいつも青年でありたいものです。夢を持つこと、志を立てることに年齢など関係がありません。
生きづらい世の中だからこそ、それぞれがどんなことが起こっても揺るぐことがない一本の金筋のような志を持つことがとても大切になるように思います。
人間に与えられた恵みとは、夢を持つこと、志を持つこと。その恵みを最大限に生かすことが、自分を生きるということではないでしょうか。夢や志は、その人の道を切り開いてくれるものです。霧の中に入り込んでしまうことがあっても、自分の夢や志をしっかりと抱き続けているならば、どちらに向かうべきなのかを直感が働いてくれるものです。
新しい年の始まりに、自分の心と向き合ってみてください。何がしたいのか、どのように生きたいのか、自分にとってどうすることが幸せなのかを心の声を聞き、”こうありたい”といえるものを見つけてください。諦めることなく努力を続けていると実現できるものです。未来を見つめ夢を持ち、志を立てて目をきらきら輝かせながら恐れを知ることなく歩き始めた青年の頃の自分の心を今一度思い出して大切にしてください。そこには老いも若きも関係がありません。志あるところに道は必ずひらけるものです。そして、その夢を持ち、志を持ちながら生き生きと逞しく生きる姿をどうか子どもたちに見せてあげてください。志や夢を持つことが、どれほど自分を強くし心を温かくするかということを教えてあげてください。
大人の心が癒され、温かくならなければ、子どもの心は癒されることはありません。そのために、まず大人自身が、それぞれ心を取り戻し前を向いて生き生きと歩むことが必要ではないでしょうか。
春に桜の花が咲くように、それぞれの咲く時期は違いますが、時を待つ心を持ちながらその間努力しながらそれぞれの願いが叶う時を待つ強い折れない心を、この厳しい世の中だからこそ愛情を持ちながら子どもたちに育んでいく必要があります。
愛と温もりに満ちた場所に、力強い花が咲きます。
春日美奈子かすがみなこ
フリージャーナリスト
國學院大學大学院法律研究科法律学専攻修士課程修了。報道畑25年の経験を生かし、少年院や教護院(現・児童自立支援施設)での実習を通し、常に現場の”今”や”生の声”を大切にして、少年問題に取り組んでいる。
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