BMV三位一体の法則

　取り巻く環境、思考など、ある日を境に何となく流れが変わったように思ったことはありませんか？

　人生の転換期を感じる時、皆さんはどのように過ごすべきか、いいお考えがありますか？
　
　私の転換期は 30代半ばにありました。この先の人生をどう過ごそうと考え思い悩んだ時、ともかくこれまで会う機会のなかった人々に会うよう心がけようと思いました。自分の世界観を広げてみたいとの考えからです。

　これは一例ですが、心機一転を図るには、資格を取る、習い事を始める。引越しをする、旅をする…その対応は十人十色だと思います。

　私が転換期を意識した時、ある人からかけられたこの言葉を今でもよく思い出します。

　「あなた、ギア入れ替えたいけど、うまくいかないんでしょ」停滞していた思考が拓ける思いがしました。

　誰しも悩みます、苦しい日もあります。でも私たちは自分という車、「マイカー」を走らせているのですよね。

　先の言葉を聞いて私は、「マイカー」をいつもベストコンディションで走らせていたいと思いました。

　このメンテが大変な車は、ボディ（健康な身体）、メンタル（元気な心）、ビジュアル（見た目）、この3つが売りです。それらがすべて万全のコンディションでこそ、快適なドライブが可能です。

　メンタル的に落ち込んでいる時にはボディ・コンディションが悪くなり、ビジュアルの繕いもおざなりになった経験ありませんか？

　心が元気な時は多少の無理も利きますし、睡眠不足でも、肌のハリ、ツヤは保てますよね。

　アントニオ猪木ではありませんが、「元気があれば、何でもできる」。心身の充実感は、外見の美しさも育んでくれます。この循環はすべて自分次第なのです。
　
　ボディ、メンタル、ビジュアル、これらは三位一体で、どれが欠けても不完全です。ボディのケアは適度な運動やバランスの取れた規則正しい食生活などで保たれます。メンタルは人間関係を円滑にすること、ストレスの軽減
など難しい調整が必要です。

　この中で一番気軽に、かつ効果的にプラスに転換できるのがビジュアルです。三位一体を図るにはいずれかがその牽引役にならなければならず、私の考えではビジュアルにその役目を負わせるのが一番、お得だと思います。
　
　ストレスフルな日々で顔色がくすんでしまった時、自分のベストカラーを思い出してください。

　気の重いプレゼンの朝、ひとつでも新しい物を身につけてみてください。

　自分で一番大切にしているジュエリーを苦手な相手に会う時のお守りにする。

　メンタルが弱っている時は、一般的に赤や黄色、オレンジなどの暖色をあしらうのがおススメですが、自分が一番お気に入りの色を大胆に取り入れてみるのもよいでしょう。
　
　それさえ身につければ、自分が満たされた気持ちになれる、自分らしさが表現できる、それを纏えば背筋が伸びて、気分も明るくなれる、そんな必殺のマイカラ―、鉄板のアイテムを見つけてください。

　きっと、それがあなたを守る鎧になり、あなたを輝かせるフットライトになり、関係を良好にする小道具になるはずですから。