子どもが「仮面ライダーしか興味がない」「電車のことしか頭にない」などという場合、親は「もっと意味のあることに熱中して欲しい」と考えます。
そして、子どもが熱中していることをやめさせようとします。やめさせないまでも、応援しようという気にはならないものです。
でも、これはもったいないことです。せっかく子どもがやる気になっているのに、わざわざそのやる気をくじいているのですから。
自分のやりたいことを見つけて熱中できるのは、とてもすばらしいことです。ぜひ、その熱中を応援して、もっと深められるように手伝ってあげてください。
すると、「○○については誰にも負けない」というレベルになります。これは、能力開発のためにも自信を育てるためにも極めて大切なことです。
さらに、子どもの好きなことに絡めて知的な刺激をしていくのもオススメです。電車好きな子にとって、電車の名前を通してひらがなを覚えるのは、楽しみ以外のなにものでもありません。算数的なことも、電車に絡めて扱えばよろこんでやってくれます。
好きなことに楽しく熱中しているとき、脳の神経細胞がどんどんつながるそうです。それは脳の性能自体がよくなることであり、頭がよくなるということなのです。
好きなことに熱中する時間は最高の能力開発の時間なのです。
親野智可等おやのちから
教育評論家
教育評論家。本名、杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、学力向上、家庭教育について具体的に提案。『子育て365日』『反抗期まるごと解決BOOK』などベストセラー多数。人気…