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2014年01月06日

2014年、どう変化するか?

年末・年始、いろいろ考える。そんな中で、過去20年くらいを
振り返ってみた。そして、つくづく、世の中が変化したことを痛感した。

新幹線や飛行機のチケットを携帯で予約。
それどころか、座席まで自分で決められる。
そんなこと、かつては、考えられなかった。
時刻表を片手に電車や飛行機を調べる。
そして、JRの窓口や旅行会社の窓口に並びに行った。

吉本興業の社員時代、いつも時刻表とにらめっこしていた。
もし、タイムマシンがあるなら、あの頃のわたしに、今を教えてあげたい。
「パソコンに駅の名前と到着時間を入れたら、経路が出てくる時代が来るよ」
そんな話をしたら、驚くだろうなあ。

それどころか、ふと、吉本興業に入社した当時の会話を思い出した。 
芸人さんたちとの楽屋での会話。

「電話の子機みたいなやつを持ち歩きできるようになるらしいで」
「そんなに遠くまで無理やろ」
「そのうちに、居場所が分かる電話ができるらしいで」
「そんなものぜったい必要ないよ」

ところが、今は、携帯電話を持っていて当たり前。
あの時、「そんな世界まだまだやで」と、バカにしていたのに、
今は、当たり前になっている。
それどころか、そんなことを言っていたメンバーも
みんな携帯電話を持っている。

第一、みんなが、パソコンやタブレットを持つ時代なんて、
ぜったいに想像できなかった。
新幹線の中で書類を作って、会社や取引先に送る。
正直、SFの世界だった。

先日、友人が言った。
「文字や映像が瞬時に送れるんだから、
ほんまに、そのうち人や物も瞬時に送れる時代が来るかも・・・」
少しそれは飛躍しすぎかもしれない。

立体の映像が送られて会議をすることはできるようになるかもしれない。
それどころか、亡くなった人でも立体映像で会話できるようになるかもしれない。
だって、過去に「ありえなかった」ことが、今は、いっぱいありえている。
1年前に無かったものが1年後にあってもめずらしくない。

そして、2014年は、どんな年になるのだろうか。
どんな新しいものがこの世に出てくるのだろうか。そう思うとワクワクしてくる。
「少なくとも、このまま予定通りだと、金沢まで新幹線で
東京から行けるようになるよね」
そんな話になった。

「黒部が近くなるよ」そんな話も出てきた。
きっと、町も人の動きも変わる。楽しく変化を見守りたい。

大谷由里子

大谷由里子

大谷由里子おおたにゆりこ

(有)志縁塾 代表取締役

故横山やすしさんのマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし、一時は“伝説のマネージャー”として騒がれた大谷由里子氏。その後もベンチャー企業の社長やフリーのプロデューサーとし…

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