大雪で東京は、マヒしました。毎回、思う。
「こんなに危うかったのかなあ」
また、いろんな場所が分断されて、荷物なども届かなくなった。
安全大会で講演に行った時に知り合った
建設業の社長からメールをいただきました。
「東北は、除雪したくても、人手も足りない」
こんな時、無力を思い知らされて、心が痛みます。
いくら講師に呼ばれて、モチベーションアップとか
マネジメントを伝えても、肝心な時に役に立たないわたしって
いったい何なんだろう・・・。ふと、そう思いました。
わたしの友人の講師は、雪の中、電車に閉じ込められました。
暖房が切れて、寒さで凍えそうになったらしい。
そして、近くの公民会に案内された。
「暖房があって、おいしいものが食べられる。
そんな生活は当たり前じゃないということを思い知らされた」
そうブログにも書いていました。
いつも、講演とかで、
「当たり前のことは当たり前じゃない」
「感謝の気持ちが大切」
そう言っているくせに、時々、忘れてしまっている自分がいる。
今回の大雪も神様からの警告かもしれない。
何よりも、人が生きていることが当たり前じゃない。
わたしは、そんなことも伝えたい。
年末と今年になってから、わたしは、二人の叔母を亡くした。
どちらも、昨年の今頃は、とっても元気だった。
それどころか、ひとりの叔母は、くも膜下出血だったので
その日の朝まで元気だった。
従姉妹は、「通帳も保険所もすべて母が管理していたから、
何がどこにあるかも分からない」と、慌てていた。
毎日に感謝して、当たり前に感謝する。つくづく大切だと思った。
そして、無力だなんて言わずに、これから先、同じことが起こったら
何ができるのか、真剣に考えてみたい。
そして、できれば、講師としてそんなことも伝えられたら
ステキだと思う。今まで意識してなかったけれど、
防災の講演なども意識をして聴いてみようと思った。
自分の分野だけでないことも学んでおくって大切かも。
大谷由里子おおたにゆりこ
(有)志縁塾 代表取締役
故横山やすしさんのマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし、一時は“伝説のマネージャー”として騒がれた大谷由里子氏。その後もベンチャー企業の社長やフリーのプロデューサーとし…
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