春本番、洋服の次は化粧品とビューティーまわりの断捨離を決行!思い切って手をつけたのは、シンク下のスペースを独り占めしていたブラックボックス。箱を開ければ、「いつかは使うかも…」と思ってため込んできた美容器具類が、出てくる出てくる十数個?
中でも最も大きいサイズで場所をとっていたのは、取材で知り合った神戸のカリスマモデルにすすめられて購入したアタッシュケースサイズの美顔器セット。光るガラス管を肌にあてると、ピリピリした刺激が効いている感につながって、感動したのを覚えています。次に大きなものは、「メークアップアーティスト嶋田ちあきさんも撮影で使っている」というビューティーライターの口コミから、即買いを決めたメークボックス風のセット。エステに行かなくても自宅でOKの満足感は20万位なら安いと思えたものです。
その後、出張や人前で話す仕事が増えて、美顔器は持ち運べるものが必要になりました。寝不足の肌を整えられて、メークの上からでも使える、イオンのハンディローラー「GARACIA」と超音波でフェイスラインをあげてくれる「Cimoa」は自宅用と出張用で各2個、計4個もでてきました。さらに、TVショッピングの仕事が増えるなか、海外から入ってくるオモシロ系の美顔器も増え続け「ついに見つけた!」と思ったのは、ランナーが使っているようなスポーツサングラス風のフレームをかけるだけで、眉間をスポット的に刺激して、しわをケアするというSAFETOX、誰にも見られたくないと思いながら、秘かに愛用していたものです。
ほかにも、毛穴クリーンaquaをはじめ、「試してみてください」と、いただいたものも多数。他社には無かったLEDを採用した、MEGA BEAUTYにいたっては使い方をマスターするのに、講習も受けたほど惚れこんだものです。それぞれ、その効果に感動したにもかかわらず、これらの美顔器が何年も専用のケースや袋にしまわれて、眠り続けていたのは何故なのか?
それは、いま思うと、すべて「さぁ、ビューティーチャージを始めよう」と時間をとって、道具をならべて取り組むものばかりだったから。美容も生活の合間にできること、日常に溶け込むことで継続できるということがわかっていなかったのです。
現在、唯一身の回りに残った美顔器は、水も専用ジェルもコードも電池もいらない、お世話のラクなV字のプラチナ電子ローラー。玄関にいるかと思えば、キッチンに、気がつけばベッドのなかにも転がっているペットのような存在になっています。
中村浩子なかむらひろこ
株式会社ヴィーナスプロジェクト 代表取締役社長
大学在学中より、光文社「JJ」において、ファッション・ライフスタイル担当の特派記者となる。その後、小学館「CanCam」を経て、光文社「VERY」、「姉VERY」、「STORY」の創刊記者を務める。オ…
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