とかく親というものは、子どもにいろいろなことを求めてしまいます。勉強ができるようになって欲しい。運動も得意になって欲しい。お手伝いもがんばってもらいたい。あいさつもしっかりできるように…。イヤなことでもがんばれるように…。
この親の求めには限りというものがありません。もちろん、親は子どものためと思っています。
でも、その求める気持ちが強ければ強いほど、子どもを叱ることが増えます。その結果、親子で苦しむことになります。
子どもの幸せを願っているはずなのに、実際は子どもを不幸せにしてしまいます。そういう親が実に多いのです。
心当たりのある方は、夜、子どもの寝顔をじっくり見てみてください。そして、親としての初心に返ってください。
子どもが赤ちゃんだったころは、今よりはるかに楽しかったはずです。なぜなら、子どものありのままを受け入れていたからです。
初心に返って、ぜひ子どものありのままを受け入れて肯定してあげてください。そうすれば、子どもは日々安らかな気持ちで生活できるようになります。
すると、内側からがんばるエネルギーが湧いてきます。そして、周りのひとにも優しい気持ちで生活できるようになります。
親野智可等おやのちから
教育評論家
教育評論家。本名、杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、学力向上、家庭教育について具体的に提案。『子育て365日』『反抗期まるごと解決BOOK』などベストセラー多数。人気…
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