前回のコラムでWebサイトの総点検について書きましたが、コロナ禍で人流が抑えられる中で、Webを使ったマーケティングである「Webマーケティング」に注目が集まっています。
Webマーケティングと書くと、月額何十万円もかかるツールを使って専任のチームがかかりきりで行うような大がかりなものを想像しがちですが、商品やサービス、企業規模や業態によっても様々な形態があります。中小の企業や飲食店などが手軽に取り組めるツールも沢山出てきています。要するにWebやネットを使った集客のことですから、あまり難しく考えずに、できることから気軽に初めて見るのが良いのではないでしょうか。
たとえば、前回書いたようなWebサイトの見直しや情報のアップデートなども、広い意味ではWebマーケティングの一部と言って良いかもしれません。そして、Webサイトの見直し・整備が済んだら、もう少し積極的にお客様と「繋がる」ための施策を考えてみる段階へ移行すれば良いのです。それこそがWebマーケティングです。
比較的簡単に始められるのが、前回も書きましたが、FacebookやTwitterなどのSNSです。Webサイトの見直しやアップデートは面倒くさいしお金がかかる、とお考えの場合、SNSで新メニューや店休日などの告知を行うことも可能です。なんでも、できるところから始めてみるのが良いと思いますし、そのための簡単なツールも沢山考案されていますから、一度調べてみて下さい。
今や国民的コミュニケーションツールになったLINEも、企業向けのLINE公式アカウントというサービスを用意しています。個人間ではなく、店舗や企業がお客様に情報を提供したり、クーポンを発行したりできます。規模や目的にもよりますが、コンシューマ向けの企業や小売店、飲食店などでの利用に向いているようです。とりあえずは無料で始められますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
Webマーケティングの王道といえばメールマガジンやブログなどがよく話題に上りますが、これらはSNSやLINEなどに比べるとツールの使いこなし等でちょっとハードルが高くなります。また、継続するのが結構難しく、しかも効果が出るまでに時間がかかるため、途中で挫折する人も多いのですが、うまくいけば高い効果を得られます。そのあたりのノウハウについても、今後ご紹介して行こうと思います。
大越章司おおこししょうじ
株式会社アプライド・マーケティング 代表取締役
外資系/国産、ハードウェア/ソフトウェアと、幅広い業種/技術分野で営業/マーケティングを経験。現在は独立してIT企業のマーケティングをお手伝いしています。 様々な業種/技術を経験しているため、IT技…
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