前回は、「変化」について書きました。
「しっかりした裏づけと信念をもって努力(練習)し、成功をつかめ!」です。
変化することを決して恐がらないで下さい。
今回は、成功をつかむために必要な考え方について書かせて頂きます。
1.ピンチがきたらチャンスと思え!
野球も攻撃・守りがあります。
片方がピンチならば、もう片方はチャンスです。
今の世の中でも、不況の声をあちらこちらで聞きます。
では、どこも皆ダメなのか?
そのようなことはありません。勝ち組は沢山いるわけです。
考え方ひとつではないでしょうか。
ピンチ・ピンチと思うと段々萎縮してしまい、
今自分が何をしたら良いのかも分からなくなります。
ピンチがきたらチャンスと思えばよいのです。
僕の場合、一点差でマウンドに出て行き、ランナーを背負うことも多々ありました。
その時は、苦しい・辛い・逃げたいと、正直思います。
ただ、相手だって打たなければいけない。
ましてや巨人の名ストッパー・角盈男の球を…です。
相手だって楽ではありません。
そこで、僕は勝つ為に、自分自身のやれるべきことをしっかりやろう!
と奮い立ちます。
プロセスで悔いの残らないように。
三振を取るために、まずどのボールでカウントを取るか。
ウイニングボールはどれか!
後は、野村監督がよく使う「人事を尽くして天命を待つ」という言葉につきます。
今現在、自分に出来ることをし、全てを出しきること。
もちろんメンタル面では「負けないこと」ではなく、
「勝つこと」を念頭におくことが重要です。
2.壁にぶつかった時も、プラス思考で!
壁にぶつかった時も、考え方や捕らえ方次第で、180°変わります。
挫けそうになってしまう方も多いのではないでしょうか。
どうしよう…どうしたらいいの…と思う。
では、一流の選手が壁にぶつかった時は、どう対処しているか?
例えば王貞治さんの場合、現役時代、目がくぼむくらい練習したといいます。
アメリカの選手に多いのは、完全に休んだり、
精神的にリラックスしたりするようです。
両者は真逆に見えますが、私は、どちらも正しいと思います。
それは、どちらも良い結果を出す為のアクションだからです。
苦しむのではなく、この壁をぶち破ったなら、自分はもっと強くなれるんだ!
神が与えた試練だ!と思うことです。
これはスポーツ選手に限ったことではなく、成功されている企業家の方も
同じような思考をされています。
さまざまな人と接していて感じるのは、成功者の考え方は「前向き」ということです。
長嶋茂雄流で言うと 『いわゆる一つの、う~ん、プラス思考ですねェ~!』
次回はいよいよ最終回になります。
最後まで、全力投球で頑張ります!!
角盈男すみみつお
タレント
1977年、長嶋監督率いる読売ジャイアンツに入団後、新人王、最優秀救援投手に輝く。1989年、日本ハムに移籍。さらに、平成4年にヤクルトへ移籍。野村監督のもと、リーグ優勝で有終の美を飾る。その後、元祖…
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