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2009年02月20日

成功をつかむための思考法

前回は、「変化」について書きました。
「しっかりした裏づけと信念をもって努力(練習)し、成功をつかめ!」です。
変化することを決して恐がらないで下さい。

今回は、成功をつかむために必要な考え方について書かせて頂きます。

1.ピンチがきたらチャンスと思え!
野球も攻撃・守りがあります。
片方がピンチならば、もう片方はチャンスです。
今の世の中でも、不況の声をあちらこちらで聞きます。
では、どこも皆ダメなのか?
そのようなことはありません。勝ち組は沢山いるわけです。

考え方ひとつではないでしょうか。
ピンチ・ピンチと思うと段々萎縮してしまい、
今自分が何をしたら良いのかも分からなくなります。
ピンチがきたらチャンスと思えばよいのです。

僕の場合、一点差でマウンドに出て行き、ランナーを背負うことも多々ありました。
その時は、苦しい・辛い・逃げたいと、正直思います。
ただ、相手だって打たなければいけない。
ましてや巨人の名ストッパー・角盈男の球を…です。
相手だって楽ではありません。

そこで、僕は勝つ為に、自分自身のやれるべきことをしっかりやろう!
と奮い立ちます。
プロセスで悔いの残らないように。
三振を取るために、まずどのボールでカウントを取るか。
ウイニングボールはどれか!
後は、野村監督がよく使う「人事を尽くして天命を待つ」という言葉につきます。
 
今現在、自分に出来ることをし、全てを出しきること。
もちろんメンタル面では「負けないこと」ではなく、
「勝つこと」を念頭におくことが重要です。

2.壁にぶつかった時も、プラス思考で!
壁にぶつかった時も、考え方や捕らえ方次第で、180°変わります。
挫けそうになってしまう方も多いのではないでしょうか。
どうしよう…どうしたらいいの…と思う。

では、一流の選手が壁にぶつかった時は、どう対処しているか?

例えば王貞治さんの場合、現役時代、目がくぼむくらい練習したといいます。
アメリカの選手に多いのは、完全に休んだり、
精神的にリラックスしたりするようです。
両者は真逆に見えますが、私は、どちらも正しいと思います。
それは、どちらも良い結果を出す為のアクションだからです。

苦しむのではなく、この壁をぶち破ったなら、自分はもっと強くなれるんだ!
神が与えた試練だ!と思うことです。

これはスポーツ選手に限ったことではなく、成功されている企業家の方も
同じような思考をされています。

さまざまな人と接していて感じるのは、成功者の考え方は「前向き」ということです。
長嶋茂雄流で言うと 『いわゆる一つの、う~ん、プラス思考ですねェ~!』

次回はいよいよ最終回になります。
最後まで、全力投球で頑張ります!!

角盈男

角盈男

角盈男すみみつお

タレント

1977年、長嶋監督率いる読売ジャイアンツに入団後、新人王、最優秀救援投手に輝く。1989年、日本ハムに移籍。さらに、平成4年にヤクルトへ移籍。野村監督のもと、リーグ優勝で有終の美を飾る。その後、元祖…

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