法政大学大学院の政策創造科に入学して、2年が経った。あっという間の2年で、振り返ってみると、いろいろ講義に出ていたはずなのに、
「何をしていたのだろう?」
「いったい、何を学んだのだろう?」
と、反省することもいっぱい。しかも、大学院なので、同じ年に入学してもさっさと修士論文を書き上げたメンバーは、今年、卒業してしまった。
4年までは許されるものの、わたしといえば、まだ、修士論文に手をつけてもいない。それどころか、「研究テーマ、何にしょうかなあ」と、まだまだ揺れ動いている。それでも開き直って、「今年も女子大生です」と、笑ってごまかしている。(笑)
2年前に入学した時は、
「あれもしたい、これもしたい」
「いっぱい学びたい」
「いろんな人と出会いたい」
そんな夢がいっぱいあった。ところが、いざ入学してみると、結構、仕事との両立の日々に追われていた。それでも、やっぱり、「この機会に学びたい」と、教授メンバーや仲間と海外視察や国内の視察に行ったり、必死でレポートを読んだり、シンポジウムに出席してきた。少なくとも、18歳から22歳の学生時代の時よりも、真剣に学ぶ姿勢はあった。でも、記憶力と体力が確実に落ちていることだけは、否応なく実感させられた。
いずれにしても、もう一年、女子大生をやると決めた以上、この一年をさらに有意義なものにしたい。ありがたいことに、毎年、毎年、今まで知らなかった人と出会うことができる。大学院だけに、そこには、20代のメンバーから70歳代のメンバーがいる。仕事も様々。経営者もいれば、留学生もいる。議員秘書もいれば議員のメンバーもいる。そんなメンバーと飲みながら、いろんな話ができるのがとっても楽しい。まだまだわたしの知らない世界があることも実感できる。
そして、今なら、「まだまだ学んだことを活かすことができる機会がある」そう信じている。学んだことを、
「どうすれば、わかりやすく伝えることができるか」
「どう加工すれば、多くの人に興味を持ってもらえるか」
日々、チャレンジさせてもらっている。そんな時、「講師」という現場があることに感謝している。
そして、やっぱり、学べる環境があることに感謝して、学ぶ機会があることに感謝しなければならないと感じている。
これからも女子大生、楽しみます♪
大谷由里子おおたにゆりこ
(有)志縁塾 代表取締役
故横山やすしさんのマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし、一時は“伝説のマネージャー”として騒がれた大谷由里子氏。その後もベンチャー企業の社長やフリーのプロデューサーとし…
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