コーチングって別に難しいことじゃない。
とことん、相手を「認めて、引き出して、応援する」テクニックを身につけるためのスキルを勉強するだけである。
そして、そのスキルを身につけるためにも、一番大切なのは、「自分が幸せ」であるということ。だって、自分に気がかりがあるのに、本気で人の応援ができるはずなんてない。まして、自分が幸せでないのに人を素直に認めるなんてことできっこない。だから、まず「自分が幸せになる」スキルを身につけるのが、コーチングの基本。
わたしが、コーチングの勉強を始めたのは、36歳の時。女も35歳を超えると、いろんな壁にぶち当たる。20代の時のようにちやほやしてくれる人もいなくなるし、仕事は結果を出して当たり前。思わず「人生なんてつまんない」とぐちのひとつもこぼしたくなった。だけど、自分で自分の人生を「つまんない」なんて言うほど悲しいことはない。
そんな時に出会ったのが、「コーチング」だった。最初は、取引先の大好きな当時32歳だったステキな男性の一言。「僕、コーチングに興味あるんだ」その瞬間、わたしは、彼との共通の話題を持ち続けたくて、思わず、言ってしまった。「わたし、今から、それ勉強するんだ」そして、次の日には、コーチングの勉強を申し込んでいた。
こんな形で始まったわたしのコーチングの勉強だったけれど、ホント、コーチングに出会って良かった。「まずは、自分が幸せでなければならない」これが、コーチングの鉄則。そして、自分が幸せになるために何が足りないかを見つけ出す。この時からきっと、わたしは、流されて生きていた自分に終止符を打つことができた。
「幸せになるためのテクニック」
コーチングのスキルで一番大切なのは、自分に問いかけること。
「何のために生きるのか」という大きなテーマもあれば、「今日やらなければならないことは、何だろう?」みたいな目の前のテーマもある。当然のことだけど、コーチングを勉強したからといって、すぐに変われるなんてことはない。だけど、いろんなことを自分に問いかけていろんなことを自分で考えているうちに、少しずつ、自分の中に変化が起きてきた。
気づいたら、今、わたしは、とってもステキなメンバーに囲まれて、一緒に夢を語って、楽しくお金を稼ぐ生活をさせてもらっていた。そして、自分が「幸せ」を実感できるから、本気でいろんな人の「幸せ」を応援したい。「幸せになるためのテクニック」それがコーチングだと思っている。そして、わたしは、研修を通して、そのテクニックを伝えたいと思っている。
大谷由里子おおたにゆりこ
(有)志縁塾 代表取締役
故横山やすしさんのマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし、一時は“伝説のマネージャー”として騒がれた大谷由里子氏。その後もベンチャー企業の社長やフリーのプロデューサーとし…
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