人づきあいを見直してみる

 2008/6/16に新しい書籍『人づきあいのレッスン～自分と相手を受け入れる方法～』が発売になりました。この本では、人間関係、コミュニケーションについて、書いています。

メンタル面での悩みの原因として多いのが、人間関係です。働く人たちが、会社や社会生活で、人との関わりがきちんとでき、バランスがうまくとれていれば、悩みも少なくなります。それによって、気持ちも楽になり、人生が楽しくなります。

人生で成功することが何かと聞かれたら、私は、「最高の人間関係を持っていること」ではないかと思っています。人から愛されて、人から必要とされて、人と上手くつきあっていけることは、すばらしい能力だと思います。自分がこの世から去っても、人の心のなかで「愛すべき人」として記憶されていることが、大きな財産だと思うのです。

人はそれぞれの価値観を持っているので、この人のことは受け入れることができないと思う場合もあるかも知れませんが、いろいろな人がいるからこの世界で学ぶことは多く、人として磨きをかけているのだと思います。

人とのつきあいがうまくできないことや人との関わりが少ないことが、理解したり愛したり出来ないことを生み出しています。物騒なことも多い世の中ですが、「心の病気」が増えている状況の原因の一つに、それらがまったく関係ないとは言えません。

見方を変える、言い方を工夫する、表情をつくる、勇気をもつ、など、ちょっとした考え方や行動で解決できることがたくさんあります。 今回の本には人見知りだった私が、人とのつきあいにおいて苦労し工夫してきたことを書かせていただきました。

部下や同僚、上司との社内コミュニケーションが円滑になり、部署内の空気が良くなれば、仕事も楽しくなり、企業の業績も必ずあがります。　最近では社内にメンタルクリニックができ、心の問題で悩んでいる人も多いですが、人との関係をもう一度見直し、改善することで、社内の効率はアップするはずです。

円滑な社内環境であれば、話し合いの場も多くなり、誤解も少なくなります。そして、協力関係が生まれ、売り上げもアップするのです。

今、自分の置かれている状況を改めて見直してみることで、新たな可能性が広がり、新しい自分に出会えるかも知れません。

あなたの人づきあい、もう一度見直してみませんか？

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『人づきあいのレッスン　自分と相手を受けいれる方法』
（ダイヤモンド社）

職場や家庭での人間関係に悩む人に、
相手も自分も心地よくなれるつきあい方をアドバイス。
自分を好きになることで、人を好きになることができ、
無理をしなくても人に好かれるようになります。
人との関係にふと疲れたとき読むと、
少し視点を変えるだけで悩みがなくなる、と感じられます。