今回から『黙して語る色』というテーマで、それぞれの色が持つ意味とその言葉をお伝えします。
サッカーの日本代表チームのユ二フォームは「サムライブルー」、イタリアもフランスも青でしたね。
まず、皆さんは青を見て何を感じますか?
冷静さ、静寂感、おだやかさ。
明るい青ならば、夏の空や海、無限の可能性など・・色に対する思いやニュアンスは豊かですね。
一般的に青は寒色と言われ、「涼しい」や「冷たい」などの色彩感情を持ちます。
嗜好色調査では、世界中で好まれる色の上位です。
日本での青の嗜好は、礼儀正しく律儀な国民性が反映されている結果だとも言われています。
また、藍染が広く普及していたので日常的な色という慣れもあります。とくに明治時代までの日本は外国人には、「藍の国」と思われていたという報告もあるほどです。
一方、西洋での青は聖母マリアの衣服の色(青の衣と赤のマント)であり、宗教的な感情も大いに影響しています。
このように青はたくさんの意味を含み、観念的で、異なる感慨のある色なのです。
では、主な青のイメージをまとめてみましょう。
青と言っても、明暗や濃淡によって少しずつ印象が異なります。
そして、合わせる色によって変わる場合もありますので注意してくださいね。
*ピュアブルー(純色)
・・ノーブル・清雅な・誠実
*ライトブルー
・・さわやかさ・エレガント・清潔な
*パステルブルー
・・優しさ・明るさ・カジュアル
*ターコイズ
・・溌剌とした・創造的な・自由な
*ディープブルー・ネイビー
・・洗練・シャープ・フォーマル
*ダークブルー
・・ダンディ・落ち着き・正統な
キレイ色の代表でもある「青の言葉」を上手く使って、これからおとずれる暑い夏も色の効果で美しく楽しく過ごしましょう!
榊原貴子さかきばらたかこ
ファッション&カラーコンサルタント
パーソナルカラ(=個人に合う色)に基づいて、メイクアップからファッションにいたるまで、個性に合わせたパーソナル・ブランディングを提案する。女子プロゴルファーの横峯さくらへのカラーコーディネーションおよ…
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