顔の表情を作っているのが、表情筋と呼ばれる顔にある筋肉です。小さな顔の中に60ほどもあります。第一印象を良くするために必要なことは、これらの筋肉をしっかり意識をしながら使うことです。
「顔の筋肉を意識することなんて難しい!」と思う方も多いでしょう。しかし、それを可能にするのが、私が行っている顔のトレーニング、顔ヨガなのです。
まずは表情筋の存在を知り、個別に鍛えることで、顔の動きがスムーズになります。1つ1つの筋肉の存在を感じやすくなるので、自分の表情に自信が持てるようになったという感想もよく頂きます。
今回は、印象を決める上で大事な筋肉の一つ、口まわりにある「口輪筋」の鍛え方についてお話ししましょう。
あなたは、口がピタッと閉じてる人と口がポカンとゆるんでいる人、どちらに好感を抱きますか?
口が閉じている人は性格がきっちりしていて信頼できる人物に見えます。反対に、口元がゆるんでいると、外見も内面もだらしなく大雑把に見えてしまいます。ですから初対面で相手に好印象を与えるためには、常に口輪筋を意識し、口をきちんと閉じることがポイントなのです。
特に相手の話に集中して聞いている時は、口元の状態に気をつけましょう。人は真剣になるほど真顔になり、下顎の重さで口はゆるみやすくなります。真面目に聞いているのに、間抜け顔に見えてしまったらもったいないです。口輪筋がもともと弱い方はいつでもポカンと口が開く傾向があるので、口周りをしっかり鍛えることをおすすめします。
口ポカンを解消して口輪筋を鍛える顔ヨガポーズ「チューください」を紹介します。やり方は、口をしっかり閉じ、唇を丸く突き出すようにしてすぼめます。左右の口角をしっかり中心に寄せ、唇は花開くよう、ラッパのような形に外に開きます。そのまま、ゆっくり10秒キープ。
この「チューください」を1回10秒、1日数回行ってみてください。これだけで口輪筋が鍛えられ、口の締まりが良くなります。さらに鏡を見ながら行うことで、脳が口輪筋の存在を意識しやすくなり、普段から口の締まりに敏感になるでしょう。
私の生徒さんのある男性はいつも口がポカンとゆるむクセがあり悩んでいました。このポーズを続けていたある日、外を歩いていた時に自分の口がピタッと閉じていていることに気づき感動したそうです。それからいつも口を閉じることを意識していたら仕事で営業成績が伸びたと嬉しそうに報告してくれました。
彼のように口が締まっただけで印象がガラッと変わり、見た目だけでなく仕事やプライベートで大きな変化があった生徒さんが沢山います。みなさんも、顔の筋肉を意識したり使い方を工夫するだけで、見た目だけでなく、人生も変わります! 是非、簡単なポーズからトライしてみてくださいね。
間々田佳子ままだよしこ
顔ヨガ講師
タンゴダンス世界選手権 アジア大会 ステージ部門 チャンピオン(2010年)の経験を持つ顔ヨガ講師。表情筋トレーナー。30代後半に顔が衰え、フェイシャルヨガ創始者・高津文美子に師事し講師となる。自らの…
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