もう一つの地球

今月の名言
私に畏敬の念をいただかせるのは　ふたつ。
星がちりばめられた空と内なる論理的宇宙。
アインシュタイン

　最近、中国と日本の関係がギクシャクしたことで、レアアース問題などが注目されるなど、いいニュースが少ないですが、先日、新聞を読んでいると、心が躍る記事を見つけました。

　アメリカの天文学者がハワイの望遠鏡で11年間観測をし、地球から20光年の距離にある惑星で、水が液体の状態で存在していると推測される惑星の存在を割り出したのです。気温も70℃～零下30℃の間で推移していて、重量も適当なため大気が保たれていると考えられ、これまでに見つかった約500の系外惑星の中で、最も生物の生存に適しているそうです。

　カルフォルニィア大のスティーブン・ボート教授は、記者会見で、「個人的に、この惑星に生命がいる確率は100%だと思っている。銀河には、生命を宿すことのできる惑星が百億はあるのでは」とコメントしていました。

　他の星でも、地球のような環境問題がおきているのでしょうか。最近の中国、ロシアとの領土問題も、この話を読んだらゴマ粒のように思えてきました。何万年先には、宇宙サミットが開かれているといいですね。