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2017年09月25日

伝える力

「英語は話せた方がいい」
よくこんなことを耳にする。たしかに、そうだと思うし、絶対というほど必要なスキルなのかもしれない。

ただ、大切なのは話すことではなく、何をどうやって人に伝えるかだ。
言いたいことは、英語も日本語も自分の意見や自分を伝えるツールなのだ。
この言語というツールを使っていかに意見を交わし、議論するかであると感じる。

未来へ向かって、また人に対して敬意を示すことなど、意見を言い合い議論をすることをしていくことが必要だ。例えば、海外の人と話す時に感じることは、自分の意見をはっきり伝えることに長けていると感じることが多い。

「私はこう思います」
意見が良い悪いではなく自分の意見を持っていることを感じる。日本のように、時には、「ありがとうございました。参考になります」このワードだけでもいいが、英語を話す人は次を待っている。

何故英語を話さなければならないのか。

私が考えた、「英語を話せた方がいい」というのは、文化の違いを学ぶことが出来るからなのだと思う。世界中の人の共通語が英語であると言われているし、スペイン語やフランス語、中国語と重要な言語も多くある。英語以外の言語でも一緒だと感じる。ヨーロッパの言語は多くが男性名詞、女性名詞があるし、発音も様々だ。

他の言語を話すということは価値観や考え方の相違を感じることのできるツールだと考える。

もちろん日本語は大切な私たちの母国語だ。
「察する文化」日本のこんな部分を感じられるのも、日本語ならではだと思う。
日本語でも、伝える力を養えることが出来れば、他言語にも一歩近づけるのではないか。

伊藤華英

伊藤華英

伊藤華英いとうはなえ

競泳オリンピアン(北京/ロンドン五輪 水泳女子日本代表)

べビースイミングから、水泳を始め、15歳で日本選手権に初出場。女子背泳ぎ選手として注目される。2008年日本選手権女子100m背泳ぎで日本記録を樹立。初めてオリンピック代表選手となる。その後、怪我によ…

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