毎回、”楽しく仕事をする”をキーワードにお送りしております。
私が、そして我が社エ・ム・ズが、楽しく取り組んでいること、
「ボランティア」の話を続けます。
【ドリームプラン・プレゼンテーション(通称「ドリプラ」)】
2007年に始まったドリプラは、年を追うごとに規模も熱さも増している”スゴイ”プレゼンです。社会に新たな価値と感動を提供するビジネスプランを、全国から予選を勝ち抜いた8組のプレゼンテーターが、観覧者2000名を前にして10分間というわずかな時間に想いを込めます。
ドリプラは、心が震える体験型のプレゼンテーションで、 夢は感動と共感で観客に伝わり、誰もが発表者を応援したくなってしまう、夢を実現に導くためのプレゼンテーションです。
観客には1枚ずつタオルが手渡されるのですが、何のためのタオルかお分かりになりますか?
答えは、感動の涙をふくタオル。
プレゼンテーターが夢を語り、観客は感動と共感で号泣する。このタオルでは足りないことが分かっているので、私は予備タオルも毎年持参していきます。
【ドリームプランの意味】
普通に想像するビジネスでのプレゼンテーションとは、まるで違うのがドリプラですが、ドリームプランの定義にその秘密があるのではと思います。
ドリームプランとは、社会に価値と感動を提供するビジネスプランで、以下の6つの条件を満たすものとされています。
1 社会的貢献度が高い事業であること
2 独自の価値・魅力があること
3 事業として発展性があること
4 実現のための準備ができていること
5 発表者の人生観とリンクしていること
6 人々をワクワクさせること
さらに、大会の3大テーマがあり、
1 自立・創造
=どのような環境に置かれても自由に夢を描き、努力によってそれを実現できる
2 相互支援
=違いを受け入れ、信頼と支援によってすべての人々に夢と勇気を与える
3 感動・共感
=事業に取り組む自らの姿勢と社会的価値によって、無限の経営資源を集める
夢を描いてみんなで助け合うことで夢は実現する。
会場中が一体になって夢の協力者になるのです。
【「ナゴドリ」で名古屋活性化】
ドリプラのコメンテーターをさせていただくのが毎年恒例の楽しみになっていましたが、全国各地のドリプラがあってもいいよねと、ドリプラから刺激を受けて、名古屋でも生まれました。それが名古屋のドリームをかたちにする「名古屋活性化コミュニティ ナゴドリ」です。
月に1回の勉強会と、年に一度の発表会(ドリプラ名古屋)を通じて「名古屋から日本を元気にする」ことを目的に2009年に発足されました。
名古屋本社のエ・ム・ズも、もちろん共催させていただき、社員もボランティアで名古屋発の夢を応援しています。仕事ではなくボランティアなので、時間外や休日にお手伝いするもの無給、交通費や経費も出ません。なのに、担当者はキラキラしながらお手伝いしています。
ナゴドリのテーマは「会社を最高の場所に」。
一日の大半を会社で過ごす私たち。そうであれば、会社が最高の場所だったら毎日が最高にハッピーになるのではないでしょうか。こんなことを話し合ったり企画したりするのですから、楽しくないはずはありません。
仕事とプライベートの境界が無くなる、楽しいから動かずにはいられなくなる。フロー状態です。
【新しい社会貢献の形「プロボノ」】
社員がお手伝いしているのは、プレゼンテーターが企画を練ったり、パワポやムービーを作るサポートや、会議運営のファシリテーションなどです。これは、普段から社員が仕事でしている業務そのものです。つまり、本業がそのままボランティアになっているわけです。
このように、プロが自分の本業を無報酬で提供することを「プロボノ」といいます。本来は弁護士や医師の公益活動を指していましたが、最近は幅が広がり、仕事で得たスキルや経験を活かしてボランティアすることを指すようになっています。
仕事で得たものが社会の役に立つ。喜んでもらえるし、自分も嬉しいし。ボランティア提供することで、あらたな発見や気づきも生まれ、本業にも活かされる。一石二鳥だけでなく一石四鳥くらいの価値があるように思います。
2010年、エ・ム・ズのプロボノをたくさんしよう!と元気いっぱいです。
次回はプロボノ活動をご紹介いたします。
秋田稲美あきたいねみ
一般社団法人ドリームマップ普及協会 理事
夢をかなえる目標達成ツール、「ドリームマップ」。チャリティラン&ウォークの仕組み「Run for Peace~世界を結ぶ私の一歩~」を考案。近年はソーシャルビジネスの重要性に着目し、社会的課題への解決…
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