これまで「楽しく仕事をする」をキーワードに、いろいろなコツをお伝えしてまいりました。今回は最終回ですので、総集編でお送りしたいと思います。
これまでにご紹介したコツは、
ドリームマップとは「夢への地図」、夢や目標を達成するためのツールです。台紙の上に、自分の好きな物や大切な人達、会社や社会の様子を表現し、自分がどこへ向かおうとしているのかを明確にするビジュアルツールです。
会社の理念と自分の夢が同じ方向を向いていると気づくとき、仕事をすることは「楽しい」ことになるのです。その仕組みと作成方法をご紹介しました。
フローとは、時間を忘れるくらい集中して物事に取り組む、没頭状態のことです。仕事をするとき、この没頭状態になれたら、仕事は楽しくてならないものになります。
ポイントは、
●目標が明確であること
●承認があること
●チャレンジできること
●自由があること でした。
ワールド・カフェとは、カフェのようなリラックスしたムードの中で、話し合いを進める会議の一種です。効率化を図るあまりにギスギスしてしまっていた人間関係を本来の姿に取り戻す手法でもあります。
つまらない会議から、ワクワクする会議へ。
必要な会議(費用)から、価値を生み出す会議(投資)へ。
いつもの会議を、『考える会議』から『感じる会議』へ変えるご提案をしました。
つぶやきは自分を変えます。つぶやきを意識することで毎日を楽しくするコツをご紹介しました。
順調で笑っていられるのが仕事の楽しさかというと、そうではありません。仕事で壁に直面し、悔しさや苦しさを感じて「もがく」。悔しさや苦しさの中から一歩をふみ出して成長することが、本当の楽しさなのです。
仕事のチカラを磨くためにカラダづくりをご紹介しました。マラソンをとおして、トレンドを感じるチカラ、先を読むチカラ、相手の気持ちを汲み取るチカラが磨かれてきたこと。
仕事を楽しく、持続可能にするためにもカラダづくりがポイントになるのでした。
ボランティアで誰かの笑顔が見えたとき、ボランティアをした本人はとても嬉しく、楽しくなります。誰のためでもなく、自分が楽しく仕事をするためにボランティアをする。
そして、ボランティアを受ける側もさわやかに受け取ることができる。
特別なことをするのではなく、普段から仕事で得たものを提供し、社会の役に立つ。喜んでもらえるし、自分も嬉しいし。ボランティア提供することで、あらたな発見や気づきも生まれ、本業にも活かされる。一石「四鳥」くらいの価値があるボランティア活動をご紹介しました。
ご紹介してきた、フロー状態になる・ボランティアやプロボノを楽しむ・五感とカラダを取り戻す、すべてを含めた「アタラシイ事業」を進めています。「アタラシイこと」をするわけですので困難は山積みですが、不思議と悪いストレスが無いのです。できる力や幸せを感じる、究極の”仕事を楽しむコツ”です。
私はドリームマップを広げるためにも「アタラシイ事業」に取り組んでいます。その活動に触発されてか、社員もアタラシイことをはじめようとしています。研修事業ではない、新規事業を起こそうとするメンバー。プロボノを進めてNPOのお手伝いをしているメンバー。女性が安心して暮らせるようにネットワークを広げる計画を進めるメンバーなど。
自ら考え自ら行動し自ら結果を出すことが「楽しい」につながるのです。これからも仕事を楽しんで結果を出す会社、エ・ム・ズでいたいと思います。
1年間コラムをご覧くださり、ありがとうございました。
またお目にかかれる日を楽しみにいたしております。
秋田稲美 拝
秋田稲美あきたいねみ
一般社団法人ドリームマップ普及協会 理事
夢をかなえる目標達成ツール、「ドリームマップ」。チャリティラン&ウォークの仕組み「Run for Peace~世界を結ぶ私の一歩~」を考案。近年はソーシャルビジネスの重要性に着目し、社会的課題への解決…
ビジネス|人気記事 TOP5
高齢者が病院に行きすぎてしまう理由
川口雅裕のコラム 「人が育つ会社、育たない会社」
女性に下駄を履かせるとは?~女性活躍推進の現状~
藤井佐和子のコラム 「企業・個人を豊かにするキャリアデザインの考え方」
逆境を乗り越えよう
宗次徳二のコラム 「宗次流 独断と偏見の経営哲学」
デジタル化とは何か? そのメリット、デメリットと具体的な事例
久原健司のコラム 「IoT・AIで地方の問題を解決する」
セブ島語学留学が熱い!
大谷由里子のコラム 「大谷由里子の人づくり日記」
講演・セミナーの
ご相談は無料です。
業界21年、実績3万件の中で蓄積してきた
講演会のノウハウを丁寧にご案内いたします。
趣旨・目的、聴講対象者、希望講師や
講師のイメージなど、
お決まりの範囲で構いませんので、
お気軽にご連絡ください。