平成も終わり・・・。そう思うとなんか感慨深い。
阪神淡路大震災、東日本大震災、地下鉄サリン事件などいろんなことがあった。
でも、いろんなことがあったのは、「平成」だけだろうか。
きっと、昭和も明治も大正もいろんなことがあったはず。ただ、元号が変わるという
のは、なんか、「区切り」のような感じがする。
そういえば、「平成」になった時も、何か新しい時代が来たような感じがした。
新しいことが起こるような気がした。まさか、こんなにいろんな事件や
災害が起こるなんて思ってもいなかった人も多いはず。
ITにAIと、新しいこともいっぱいあった。みんながスマートフォンを持つ
時代になるなんて思ってもいなかった。かつて、SF小説で読んだ世界に少し近づいた。
良いことも悪いことも含めて、時代は変化して、進歩してきた。
そう思うと、やっぱり、「平成」が終わるは、ひとつの「区切り」。「区切り」が
あるから気分も変わる。そう思って、新しい時代を想像(妄想)してみた。
東京オリンピック、大阪万博が日本であるはず。AIは、どこまで進化するの
だろうか。たくさんの人が海外からやってくる。移民してきた人たちと仲良く
豊かに暮らせる国になったらいいなあ。でも、文化の違いなど、ちゃんと
認められる人間にならなきゃダメだよなあ。
次の元号に生まれてくる子たちは、わたしたちの世代をどう思うのだろう。
「あの人明治生まれだよ」
と、わたしたちが祖父母のことを言ったみたいに、
「あの人、昭和生まれだよ」
と、言われるようになるのかなあ。それどころか、浩宮様に長生きしてもらわ
なければ、その次の元号になったら、わたしたちから見れば、
「あの人、江戸時代の人だよ」
くらいになってしまう。
太陽光は進むのかなあ。クリーンな地球になるといいなあ。何よりも病気で
苦しむ人の無い世界になったら嬉しい。そんな楽しいことも考えることが
できる。でも、同年代が、ここ数年で何人も亡くなった。彼らは、東京オリンピックも
大阪万博も新しい元号も見ずに逝ってしまった。
じゃあ、わたしは、いったいいつまで生きることを許されているのだろう。
新しい元号も東京オリンピックも大阪万博も見たい。それどころか、新しい
元号で生まれてくる子供たちと話もしてみたい。AIがどこまで進むのか、
世界がどうなるのか、宇宙に行けるのか、もっともっと、この世を見てみたい。
できれば、次の時代もその次の時代も楽しみたい。
死んでる暇なんてない!(笑)
大谷由里子おおたにゆりこ
(有)志縁塾 代表取締役
故横山やすしさんのマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし、一時は“伝説のマネージャー”として騒がれた大谷由里子氏。その後もベンチャー企業の社長やフリーのプロデューサーとし…
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