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2005年12月01日

<やってみよう>をやってみる

「やってみよう」と思っているだけじゃなく「やってみる」ことが大切。

やってみなければ分からないことなんて山ほどある。わたしは、研修を通して「やってみる」ことの大切さを体感してもらっている。 「研修だから失敗してもいいやん」。「研修なんだから、普段やれないことをやろうよ」。「研修なんだから楽しくチャレンジしょうよ」と、叫んでいる。

そして、人は、「やってみよう」から「やってみる」楽しさが分かった時に変われる。なぜかというと、「やってみる」といろんなことを自分で気づくことができるから。「やってみる」と、いっぱい達成感があるから。

最近では、熊本県の菊池市の商工会のメンバーと、「商店街にとりあえず人を200人歩かせるプロジェクト」というのを研修でやった。熊本市の大学生も巻き込んで、スタンプラリーを企画。「今さらスタンプラリー」なんて声もあったけど、「今までと違うスタンプラリーを」と、みんなでワイワイガヤガヤ。「とにかく、一回、ちゃんと成功させたらノウハウになる」と、みんなでチャレンジ。

結果は大成功。「何でこんなに人が、商店街を歩いてるんだ?」という風景になった。「どうせ大したことない」とタカをくくっていた商店街の「梅寿司」の梅田くん。午前中でネタが切れて、みんなから怒られてました。でも、「またやりたいね」と、大盛り上がり。

やってみると、チャレンジする楽しさがわかる。みんなで何かをやってみるって、絶対に悪いことじゃない。わたしは、彼らを横で見ているだけで、とっても楽しい。りそな銀行でも、行員とお客さんと一緒になって、「ビジネスの種探しプロジェクト」をやっている。普段、つい、忙しくて流されていた行員のメンバーも「こんなこと考えてみたかった」とか、「こんなことやれるかな?」と、楽しく議論。

面白いもので、みんなで考えているうちに、どんどん頭が活性化してくる。誰だって、チャレンジしてみたかったことや、やってみたいことがあったはず。ただ、日々流されているうちに、つい、忘れてしまっていただけ。だから、一回、自分の中のそんな想いを思い出すと、いっぱいやりたかったことが溢れてくる。そして、「やってみようよ」と、わたしたちは、笑っているだけ。いつのまにか、「やってみる」に変わって行く。

長崎の五島列島でも、わたしたちは、「カリスマガイドになろう!」なんていう研修をしている。「あんなことも盛り込もう」「こんなことも盛り込もう」と、毎回、ワクワク、ドキドキ。ステキな自分にチャレンジしてもらっている。「こんなガイドになれたらいいな」から、「こんなガイドになるぞー」を楽しんでもらうために、わたしたちは、一生懸命。

とにかく、何でも、「やってみよう」と思うことが大切。そして、やってみることも大切。やってみるから、感動も感激もある。

そして、2006年の年明けは、とにかく一人でも、「やってみよう」から「やってみる」楽しさを伝染させるために、「ハッピーの法則2006」というイベントを東京、大阪、広島でやります。ぜひ、「2006年こそ、今までと違う年にしてみよう」と思っている人、「2006年は、何かチャレンジしょう」と思っている人、ぜひ遊びにいらしてください。

大谷由里子

大谷由里子

大谷由里子おおたにゆりこ

(有)志縁塾 代表取締役

故横山やすしさんのマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし、一時は“伝説のマネージャー”として騒がれた大谷由里子氏。その後もベンチャー企業の社長やフリーのプロデューサーとし…

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