師として、よく販売や営業の表彰式や大会に呼んでいただく。 そして、わたしの前後に、実際にトップになった方や 表彰された方などのプチ講演があることも多い。 それらは、リアルなだけに話はたとえ上手くなくても面白かったりする。 それだけに、できるだけ、わたしは、話を聞かせてもらう。 業界のこともよく分かるし、他で講演する時の参考にもなったりする。 そして、先日もある下着メーカーの大会に呼んでいただいた。 その年の優秀メンバーの中に81歳の女性がおられた。 そして、その女性が代表で数分間のスピーチをされた。 「ベテランで何度も表彰されてるんだろうなあ」 くらいに思っていたわたしは、彼女の話を聴いて、びっくり。 「わたしは、この仕事を80歳で始めたんです」 完全に彼女の話に釘付け。 「医者だった夫を70歳で亡くしました。 わたしも人の役に立ちたいと、ホームヘルパーの資格を取りました。 ところが、75歳で病気になってホームヘルパーの仕事を続けられなくなったんです。 絶望していたところ、○○さんに出会いました。 そして、この仕事の楽しさを語ってくださったんです。 何歳になってもできると聞いて、80歳からこの仕事を始めました。 第三の人生です。 「楽しくて、楽しくて仕方ありません。 今は、報奨旅行でマカオに行くので、体力をつける努力もしています」 会場からは、割れんばかりの拍手。 わたしも含めて、みんな、「あんな風に生きたい」と、思ったはず。 60歳からケンタッキー・フライドチキンを創った カーネルサンダーさんも顔負け。 わたしのほうが、元気と希望をいただきました。 何歳になっても輝いていたい。 生きているかぎり、活き活きと仕事をしていたい。 何歳になってもワクワク、ドキドキしていたい。 そんなことを感じさせていただきました。
大谷由里子おおたにゆりこ
(有)志縁塾 代表取締役
故横山やすしさんのマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし、一時は“伝説のマネージャー”として騒がれた大谷由里子氏。その後もベンチャー企業の社長やフリーのプロデューサーとし…
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