「最近、絶対に講師が増えている」
そんな気がした。
3年前に東京(京橋)にセミナールームを開設した時は、
あきらかに講師でなかった人たちが、今は、講師になっているし、
実際、セミナールームのお客さんで講師になった人も大勢いる。
最近、講師を頼まれて困っている人に、現場のノウハウを伝えたくて
『はじめて講師を頼まれたら読む本』(中経出版)を出した。
すごくニッチな本のつもりが、出版して2か月もしないのに3刷りになった。
社内講師をしている人。
「とりあえず、講演をよく頼まれるけれど、どうしていいか困っていた人」
などが中心に買ってくれているらしい。
また、定年後「会社に残って後輩の指導をしたい人」などもいるらしい。
出版社も「こんなに講師というマーケットがあったんですね」と、びっくり。
私自身は、「いろんな人がいろんなことを伝えてくれたらいい」と、思っている。
独占するマーケットでもないし、
「機会のある人は、どんどん講師をすればいい」と思っている。
「でも本当に講師が増えているのだろうか?」
気になって、リサーチしてみた。
あるエージェントさんに聞いたところ、
「うちは、登録者が7000人ですが、毎月100人のペースで登録者が増えて
います。今は、毎日送られてくる履歴書の整理だけでも大変です」
ほんまかいな。と、いうことで、ペルソンさんにも聞いてみた。(笑)
「うちも、月に50~60人のペースで増えていますよ。」
「中身を大事にしたいので、掲載になるのは応募者の半分くらいです。」
やっぱり、講師は増えている。
でも、講演会や、セミナーは、増えているのだろうか?
そんな話をわがセミナールームのお客さんとしていたら、
「講師自身による自主開催のセミナーは、増えているんじゃないかなぁ…」とのこと。
確かに、街の会議室を予約するのは難しい様子。
20年前、「誰かの役に立ちたい」と企画会社を立ち上げた。
その時も、独立ブームとかで、後から後から、若い企画会社が増えてきた。
「誰もやらないのなら…」と始めた講師。
最近は、「講師になりたい」人が増えてきた?
いずれにしても、切磋琢磨できるって素敵なこと。
お互いに素敵に成長できるといいな♪
そして、みんなで、いっぱい学ぶ楽しさを伝えて行くことができて、
いっぱい学びたい人を作れたら、まだまだ日本も元気になりそう。
大谷由里子おおたにゆりこ
(有)志縁塾 代表取締役
故横山やすしさんのマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし、一時は“伝説のマネージャー”として騒がれた大谷由里子氏。その後もベンチャー企業の社長やフリーのプロデューサーとし…
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