年齢と共に、会った人を忘れてしまう。
でも、「また会いたい」と、思って欲しい。
また、「もう一度会いたい」と、思ってもらえる人に
なってもらいたい。そんな思いを込めて、この本を書かせていただきました。
今まで、たくさんの人と出会った。
一方で、たくさんの人のお別れもした。
決局、人の心に残るのは何か。何人の人と会ったかではない。
何人の人と何をやったか。どんな言葉をかけてもらったか。
印象に残るということはどういうことか。
楽して生きようと思ったら、いくらでも楽できる。
何を求めるかは自由。
わたしは、楽なんて求めていない。でも、「楽しい」には
こだわっている。そのために大切なのは、「志」。
「志」とは、自分の心が示す方向。自分の心が示す方向を
しっかり持っている人は、やっぱりぶれない。そんな人は
素敵だと感じている。
そして、わたしもそうでありたい。だからこそ、
「あんなおとなになりたい」
「あの人とまた会いたい」
と、若い子たちに思ってもらえるような人をいっぱいつくりたくて
この本を書かせてもらった。
かといって、難しいことを書いていない。ちょっとした工夫や
ちょっとした努力で、「また会いたい」と、簡単に思ってもらえる
ことを伝えたかった。
気の利いたお土産を持って行く。名刺にちょっと遊び心を加える。
プラス言葉をいっぱい使う。誰でもできること。
そして、「運の良い人になる」。
特に経営者は、運の良い人が好き。運の良い人に見えるだけで
結構大切にしてもらえる。
「大谷さんは、ラッキーアイテムだよ」
と、よく言われる。
「なぜだろう?」
と、思っていたら、決してマイナスの言葉を言わないかららしい。
いつも笑っているかららしい。
たったそれだけのことで、たくさんの人がご飯に誘ってくれる。
いろんなお仕事の話をくれる。とってもありがたい。
人生一回きり。そして、仕事していたらたくさんの人と出会う。
だったら、「この人ともう会いたくない」と思われるよりも、
「またこの人と会いたい」と思われるほうがぜったい楽しいと
わたしは信じている。そして、そのための参考にこの本が
なってくれたらとっても嬉しい。
大谷由里子おおたにゆりこ
(有)志縁塾 代表取締役
故横山やすしさんのマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売りだし、一時は“伝説のマネージャー”として騒がれた大谷由里子氏。その後もベンチャー企業の社長やフリーのプロデューサーとし…
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