カンボジア・シェムリアップにある世界遺産アンコールワットの中でひときわ目を惹きつける女性たちがいた。華やかな衣装に身をまとい、美しい顔立ちの彼女たちは慣れた振る舞いでカメラマンのまえでポーズを決めている。脇には優しい表情で夫が寄り添っている。彼女たちは結婚したばかりの新婦さんたちであった。
ここシェムリアップではアンコールワットでの結婚記念撮影がブームを巻き起している。連日、観光客の姿に交じってたくさんの新郎新婦が次々とアンコールワットに到着して、 すぐに専属カメラマンが撮影準備に動き、専属スタイリストたちが新婦のメイクや衣装合わせを支えていく。その脇では新郎新婦の家族がアンコールワットの遺 跡に腰をおろしながら、美しく成長した愛娘を見つめている。毎日何組もの結婚写真撮影が行われており、伝統衣装からウエディングドレス、髪型からメイクの注文まですべてがシステム化されつつある。非常にスムーズなメイク、撮影進行にその需要の多さをかいま見れる。
観光客で溢れるアンコールワットも地元の方々にとっては新郎新婦のお披露目会場であり結婚記念写真をおさえる人気スポットとして定着しつつあるようであった。行き交う旅行者の方々も立ち止まり彼女たちの美しさに足を止めて、一緒に記念撮影をする姿も多い。
新婦の女性からお話を聞くと「世界遺産のアンコールワットで結婚記念撮影をすることが今、女性たちの間で人気です。新婦の女性たちは誰しもがここで撮影することを希望しています。」
彼女たちの撮影準備を見ているとメイクの仕方も衣装も日本の結婚式とは違った大胆さや魅力に溢れている。
アンコールワットという世界遺産ゆえに世界中からたくさんの旅行者を惹き付ける。ここには幸せがたくさんある。ここにはたくさんの笑顔がある。そしてたくさんの家族の絆やあたたかさがある。世界中からの旅行者を迎えてくれるカンボジアの方々の魅力に世界中の方々が魅了されていく。世界遺産アンコールワットはもちろん、カンボジアの方々のやさしさや穏やかさに大きな魅力を感じざるをえない。
渡部陽一わたなべよういち
戦場カメラマン
1972年9月1日、静岡県富士市生まれ。静岡県立富士高等学校 明治学院大学法学部卒業。戦争の悲劇とそこで生活する民の生きた声を体験し、世界の人々に伝えるジャーナリスト。 世界情勢の流れのその瞬間に現場…
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