今、日本でも、ソーラーパネルや、風力発電などが注目され始めてきましたが、アメリカでは、バイオマス燃料が注目されていて、実績でも日本よりすぐれている分野かもしれません。しかしアメリカでは、バイオマスをトウモロコシやさとうきびなどの食物などを燃料にしているため、食料の価格が高くなったと批判を受けていました。
最近では、食料でないトウモロコシの茎や、農業廃棄物、林産廃棄物、成長の早い草などから製造される、いわば草から作るガソリン、「グラソリン」の研究がすすみ、2011年以降アメリカで、商業化の目処が立ち始めています。
この「グラソリン」のアメリカの論文の訳を読みましたが、途中、睡眠学習をしそうな内容でした(笑)。
一言でいうと、草を使用したガソリンで、原価も安く、アメリカのエネルギーの半分近くを、グラソリンで補える可能性があるそうです。
アメリカだけでなく、中国も含め、世界のエネルギーの4割近くの二酸化炭素をだす国が、環境会議では、かなり利己的な発言がここ最近目立ちます。2012年以降の環境の国際的な目標、宣言も白紙になりそうな危機的な状況です。
「グラソリン」の研究のような、良い面をもっとアピールしていただき、車を売るような高い意識で、どの国も環境に対して高いレベルで競争してもらいたいものです。
らんま先生らんませんせい
eco実験パフォーマー
本名:石渡学(いしわたまなぶ) 1995年インドネシアにて植林活動、農業アシスタントを経て帰国。国内で先生を10年間務めた後、環境パフォーマンスを追求するため退職。ジャグリング・マジックコンテス…
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