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コラム 環境・科学

2010年10月01日

講演会主催者のつぶやき

そう言えば、清水国明なんてのもいたな。確か「あのねのね」だっけ。最近はあまり見なくなったけど自然の中で暮らしていて、環境・エコとか、健康とか、子育てとか、楽しい老後とかについて語らすと面白いらしいね。今度のうちの講演に呼んでみようかな。でもな、芸能人てテレビなんかで見ているのと実際は違ってるらしいから、楽屋なんかで偉そーだったり、不機嫌だったらめんどくさいしなぁー。

 

清水はどうなんだろ。腰低くて意外と関係者の評判はいいみたいだけど。嫁さん三人目だし、3歳のちっちゃい子どももいて生活かかってるから、真剣なんだろな。講師によっては楽屋や食事にうるさくて、迎えの車はリムジンでなけりゃ、なんて人もいるらしいけど、このあたりじゃそんな車、ヤーサンに借りるしかないもんね。清水ならきっと泥だらけの四駆でも喜んで乗るだろし、木陰でオニギリ弁当食べさせててもよさそうだな。

 

でも問題は講演の中身。テレビ出てるってだけでくだらない楽屋話や、どうでもいい自慢話ばっかりされてもなー。あまり期待してなかったけど、意外とよかったね、ってのがいいな、主催者としては。期待されないって点では清水国明クラスがいいのかも。どんなことしゃべるんだろ。ネットなんかじゃ近頃「多毛作倶楽部」のことばっかりだな。どれどれ。

『たった一回きりの人生を、いくつもの感動で多毛作に生きる、一人十色の趣味人生…「多毛作倶楽部」発足しました。申し訳ないけれど正会員は50歳から』フムフム、なるほどね。シニア層狙ってんだな。

『後半人生の何よりの財産は、笑いと感動を分かち合える仲間の存在。笑うことは失礼ではなく、笑われることは屈辱ではない。思い込みを和らげて、新しいことへのチャレンジで、愉快な仲間作り』
いいこと言ってるじゃん。これって自分で考えてんのかな。なんかパクッてたりして。
『やらず嫌いはもったいない。人生を100%使い切って、寿命が尽きたら「直角死」』『毎日が「忙楽しい」多毛作な日々を送るために、さぁ今すぐ「多毛作倶楽部」へ』

なんだよ、募集告知かよ。11月6日と7日に千葉の「生命の森」ってとこで「アクティブシニア フェスティバル」てのやるのか。「多毛作倶楽部」の第一回ミーティングなんだな。へー20もの趣味クラブを一気にスタートさせるんだ。ホントにできんのかよそんなこと。
清水ってこれまで色々やってきてるみたいだけど。オートバイのレースや家族とのキャンピングカー生活、無人島や冬のアラスカでキャンプしたり、自分で丸太小屋やツリーハウス造って暮らしてたり、ホントよーやるね。

今は富士山のふもとで「自然楽校」とキャンプ場や無農薬有機の契約農園もやってるのか。『先日若者たちへのメッセージを頼まれて、好きなことだけ一生懸命やってみたら、って色紙に書いたのですが、これは実は輝くシニア人生のためにも当てはまる言葉だなと思い、最近気に入ってるんです』ってか。

なるほど、そりゃそうだ。

うーん、清水国明、なかなか面白そー。よし、今度の講演会はこいつにしよう。講師料金もほどほどだし、スケジュールはいっぱい空いてそうだし。依頼して断られんのはムカつくからなー。
「とてもとても。うちの先生は売れっ子ですから、スケジュール取れません」なんて高ビーで断られたら、よーしみとけよ、落目になって頼んできても、とてもとても、って断ってやろうと思うもんね。

それにしても、いい時代になったもんだな。講演依頼が簡単にネットでできるし、沢山の講師情報が簡単に手に入るし。でも情報が多すぎてちょっと迷うかもね。講師直筆の本音コラムなんか読み比べてみるとナンボのモンかよく分かるだろな。ホー清水国明も、おすすめ講師の「心」コラムを書いてるのか。どれどれ。

筆:清水国明

アクティブ・シニアフェスタ2010

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清水国明

清水国明

清水国明しみずくにあき

タレント

「あのねのね」で一世を風靡。芸能界きってのアウトドア派、スローライフ実践者としても知られ、子ども達の生きる力を育むための自然体験イベント等を積極的に実施している。また自然と共に生きる自身の経験から、シ…

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