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コラム 教育

2011年09月22日

「社会のある生活」で楽しみながら社会が得意になる

 日常生活の中で社会科の内容に関わる体験のを増やすと、子どもは社会科に興味を持てるようになります。

 例えば、テレビのある部屋に地図帳を置きます。そして、テレビで「私が今いるのは米どころ新潟県越後平野の水田です」と言ったら、地図帳ですぐそこを調べます。
そして、マーカーで色を付けておきます。それが増えていくと、いろいろな地名を覚えます。

 マークしたところを見る度に、テレビの映像を思い出します。これを続けると、地理の勉強が大好きになります。

 親子で買い物をして帰宅したら地図帳を開くようにするのもいいですね。スーパーマーケットには世界中からの品物が溢れています。バナナの産地表示にフィリピンとなっているのを見つけたら、地図帳でフィリピンを調べます。

 旅行に行くときにも地図帳を持っていき、自分の通った経路に色を付けます。地図帳の記号と実際の風景を比べながら旅行をするのは、とても楽しいことです。

 小学生新聞やテレビの子どもニュースを活用することで、時事問題に強くなることができます。小学生新聞には毎日のニュースが子ども用に分かりやすく書かれています。漢字に振り仮名が付いているので誰でも読めます。政治、経済、社会、環境、国際関係に関わることや歴史、科学などの新しい発見についても、よく分かります。もちろん、漢字力もぐんぐん伸びます。

 あわせて、テレビの子どもニュースも見るようにすれば、知識量が格段に増大し社会の学力は大きく伸びます。

親野智可等

親野智可等

親野智可等おやのちから

教育評論家

教育評論家。本名、杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、学力向上、家庭教育について具体的に提案。『子育て365日』『反抗期まるごと解決BOOK』などベストセラー多数。人気…

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