子どもを本好きにしてあげると、自分で読みたい本をどんどん読んでいけるように
なります。すると、語彙が増えて読解力や表現力もつきます。知識が増えるので学力もつきます。
子どもを本好きにするのに一番いいのは親の読み聞かせです。親子がお互いのぬく
もりを感じながら本の世界に浸る時間は、まさに至福のひとときです。
その心地よさの中で子どもが本の世界のおもしろさを味わうことには、とても大きな意味があります。つまり、心地よさと本のおもしろさの2つが相まって、「本=楽
しい」という等式ができるのです。
さらに、理想を言えば、子どもがお母さんのお腹の中にいるときから、語りかけを
するといいでしょう。お腹の中にいるときから、赤ちゃんは親の語りかけに反応して
いると言います。
そして、生まれてからも語りかけを続けます。このような語りかけの自然な延長として、読み聞かせもあるのです。
もちろん、これらは理想ですから、ある日突然読み聞かせを始めるというのもあっていいのです。子どもが嫌がらなければ、ですが。
いいことを始めるのに遅すぎるということはありません。思い立ったが吉日です。
親野智可等おやのちから
教育評論家
教育評論家。本名、杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、学力向上、家庭教育について具体的に提案。『子育て365日』『反抗期まるごと解決BOOK』などベストセラー多数。人気…
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