子どもを伸ばすためにほめることが大事ということはみんなわかっています。でも、実際にはなかなかできません。たまにほめることがあっても、ほめ続けることができないのです。
そこで、オススメしたいのが「できるだけほめよう」という曖昧な決意ではなく、「毎日1回ほめる」とはっきり決めることです。そして、それを実行するための工夫をしましょう。
手帳などにチェックリストを作って、ほめたら丸をつけるというのもいいですね。もっと手軽なのはカレンダーに丸をつけることです。
スマホのアラーム、スケジュール機能、タスク機能などを使うのも効果的です。例えば、毎日午後8時に鳴るようにセットしておきます。そして、アラームが鳴ると同時に、「今日もほめて伸ばそう」「さあほめることを探そう」などの文字が表示されるようにするのです。
自分の声を吹き込んで「今日もほめよう」と音声で促すのもおもしろいと思います。子どもに聞かれるのがまずいなら「初心忘るべからず。さあ実行」でもいいでしょう。
決まった時刻に子どもの写真が表示されるようにしておくのもいいですね。その写真を見てほめることを思い出すのです。
このようなことを一度セットすれば、自分が忘れていても機械は忘れません。毎日確実に促してくれます。毎日が無理なら2日に1回などでもいいでしょう。
とにかく、大切なのは自然に継続できるようにするための工夫です。合理的な方法を工夫してみてください。
親野智可等おやのちから
教育評論家
教育評論家。本名、杉山桂一。長年の教師経験をもとに、子育て、しつけ、親子関係、勉強法、学力向上、家庭教育について具体的に提案。『子育て365日』『反抗期まるごと解決BOOK』などベストセラー多数。人気…
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