性格が素直というのは、勉強面であれ運動面であれ、そして文化・芸術面であれ、伸びるための第一の要素といっていい。性格が素直であれば、先生や親、監督やコーチのアドバイスをそのまま受け容れることができるからだ。
そのために私が提唱しているのが、「子どもを素直な性格にしたければ、まず、父親を含め両親が言い訳しないこと、誰かのせいにしないこと」だ。
「ママが教えてくれないから、庭のパンジーが枯れちゃったじゃないか」
「途中で集金の人が来たから、パンケーキを焦がしちゃったよ」
などと言い訳するのが習慣化していると、子どももその姿をまねて、成績が下がったことも、徒競走で三位以内に入れなかったことも、何かのせいにし、素直に努力不足を認めない子になってしまう恐れがあるからだ。
子どもを素直な子に育てたいなら、親が率先して「ごめんね」、「これはパパ(ママ)が悪かった」と言えるようにすることが大切なのだ。
このほか、子どもを素直にするには、「明るく挨拶をし合うこと」や「子どもの言い分を最後までしっかり聞く」ことなどが重要な要素になるが、もう一つ、付け加えるなら、「子どもの失敗を厳しく責めない」ことも忘れてはならない要素になる。
正直な話をすれば、私だって子どもに失敗するよりは成功してもらいたい。失敗したと聞くと落胆し、「何でだ?」と問い詰めたくなる。
しかし、失敗を責めると、子どもはそれを隠すようになり、ウソをついたり誰かのせいにしてごまかそうとするようになる。
失敗をしても、正直に話してくれれば、そのことをほめ、失敗の中から何かを学ばせるようにすれば、隠蔽したり誰かのせいにして言い逃れをしようとはしなくなる。皆さんの家庭でも、子どもの失敗を前向きにとらえてみていただけたらと思う。
清水克彦しみずかつひこ
びわこ成蹊スポーツ大学特任教授
文化放送入社後、政治・外信記者を経て米国留学。帰国後、ニュースキャスター、南海放送コメンテーター、報道ワイド番組チーフプロデューサー、解説委員などを務める。大妻女子大学や東京経営短期大学で非常勤講師を…
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