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2012年06月29日

自分の色を知っていますか?

前回のコラムではサイズの話をしましたが、体型と同じく、肌の色や目の色もまた、人それぞれ違います。十人十色、百人百色です。自分の肌や目に似合う色を知ることも、モテるようになるために欠かせないことです。

例えば、自分の目の色が茶色(ブラウン)だったとしたら? 同じように髪の色をブラウンにすることで調和が生まれてきます。服装も、茶色の目や髪の毛の色に合わせ、はっきりした色よりも、優しい色調が似合うようになります。逆に、目の色が茶色いのに髪の毛の色が黒だったら? 調和がとれなくなります。

日本人に多い、黒い目の女性なら、染めたりせずに黒い髪のままのほうが美しく見えます。とはいっても、これも重要なことですが、すべてはバランスが肝心です。黒目で、黒髪で、しかもとても長い黒髪だったら?これはこれで重たい印象に見えてしまうこともあります。そういう場合は、黒髪だったとしても髪の毛の長さをやや短くしたり、ほんの少し明るくして、ダークブラウンの髪にカラーリングしたりすることもおすすめです。綺麗な黒髪だったとしても、重すぎる印象は男性に好まれません。黒髪でも軽やかに!

調和、つまりバランス。上記に書いたような自分の色を知り、すべての部分の調和を取ることも、モテるようになるために大事なこと。

肌の色に関しても同じです。お洒落なイタリア人たちは、夏になると太陽の陽射しを浴びて真っ黒に日焼けをし、その季節にしか楽しめないマリンスポーツやリゾートでのんびりして夏を過ごします。普段はネイビーやブラウンなど、ベーシックな色合いが好きな彼らも、夏の時期になると、日焼けした自分の肌に合わせて洋服のトーンを少し明るく変更します。

なぜなら、自分が日焼けをしていて、淡い色の服が似合うようになったことを知っているからです。太陽が出たら太陽の光を浴びて、日焼けしたら日焼けした肌に合わせて。全ては自然体。

5514-4.jpgイタリア語で自然体はナチュラーレ。イタリアでは、ナチュラーレであることは、エレガントだと言います。自然体こそ、エレガントなんです。自分の色を知る、自分の色を知り楽しむこと、これもまた男女関係なく、モテるようになるための重要な条件なのです。この写真を見れば、そのことがいかに大事なのか、おわかりになるはずです。

干場義雅

干場義雅

干場義雅ほしばよしまさ

ファッションディレクター

東京生まれ。スタイルクリニック代表取締役。三代続くテーラーの家に生まれる。「POPEYE」でモデル、BEAMSで販売を経験後、出版社へ。「MA-1」、「モノ・マガジン」、「エスクァイア日本版」などの編…

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