男は男らしく、女は女らしく！

さて前回までのコラムでは、健康的なカラダを手に入れ、メイクやヘアスタイルで磨き、自分のバランスや色を知ることが、モテるようになるために重要なことだというお話をしました。

でも、それだけでは、ちょっと足りないんですよね。何が必要かというと……、それは「男は男らしく」「女は女らしく」ということが大事なんです。もっと言ってしまえば、男力や女力を出すこと。

例えば、女力とは？ わかりやすく言えば、男性には持っていない「女性らしさ」を表現すること。性差を表現するということです。男たちは、自分たちが持っていない女性らしいカラダを見て、女性と意識し、魅力を感じます。女性ならではのバストの膨らみやヒップの丸みを見て、触れてみたいと思うのです。

セクシー「SEXY」とは「SEX」＋「Y」。つまりSEXアピールがあるということ。極端な言い方をすれば「いかに抱きたいと思わせるか」ということでもあります。SEXとは、もちろんカラダだけのことではありません。言葉であり、仕草であり、戯れでもあります。

愛されているという感覚は、女を優しくします。優しい女は、柔らかく、しっかりとした芯と凛とした背筋の真っ直ぐさも持っています。この柔らかさで、男を優しくベールに包み込むのです。だからこそ、女力を出すことがセクシーな女性への近道となるのです。

とはいえ、闇雲に女力を出すことがセクシーかというと、そういうことでもありません。出しすぎると、途端に野暮に見え、下品に写り、男は同時に不安も感じます。

例えば、バストが小さかったとしても、がっかりしないでください。補整下着やパッドを入れたり、胸の谷間を作ることが出来るタイプのブラジャーを選んだりすることで、綺麗なバストラインに見せることもできます。これも極端な話ですが、脱がなかったら男性はわからないのです。いかに脱がせたいと思わせるか？ ここがポイントなのです。

逆に、バストが大きかったとしたら……？ 極端ではない範囲で強調するべきです。男性は絶対に大きな胸が好きだと思い込んでいる女性もいますが、必ずしもそんなことはありません。大きな胸をひけらかしていたりする女性は下品に見えます。そして、胸の大きく開いたVネックニットでアピールする女性に、逆に心配になったり、不安を覚えたりもします。

女性ならではの美しい部分を知り、下品にならないように女力を上手に表現してこそ、モテるようになれるのです。女力は、カラダのラインを出すことだけでもありません。

例えば、香りひとつとってみても同じことが言えます。男性がつけないような、女性らしい香りを纏っていたりするのも、男はセックスアピールを感じたりします。これもバランスが大切で、あまりに女々しい香りというのも男性はひきます。そして、香水プンプンのつけすぎの女性も、男はひきます。

なんども言うようですが、何事もバランスが肝心なのです。これもまた男女関係なく、モテるようになるために、とっても重要なことなんです。