「これから伊勢丹に走ります!」
青山のヘアサロンで、シャンプー、ブローが終わった直後に、まさかその足で閉店時間ギリギリの百貨店に、シャンプーとトリートメントを買いに行くことになろうとは……。
きっかけになったのは、担当のヘアスタイリストさんの「商売抜きのお勧め」でした。聞けば、私と同じように長年ロングヘアをキープしているお客様が、このところ来店するたびに髪のコンディションがよくなっていて、「ご自宅で何か使われていますか?」と尋ねたところ、「実は伊勢丹で売っているフィリップBのシャンプーとトリートメントを使っている」ということが判明。その後、また別のロングヘアの顧客の方が、長期にわたる海外出張から帰ってきたにもかかわらず、ツヤツヤの髪をキープされているので、「何か持っていかれましたか?」と尋ねたところ、またも「フィリップBをライン使いしている」ことがわかったというのです。恐るべし、フィリップB!プロのヘアスタイリストさん自身が、目のこえたお客様の髪の変化に感動して、つねに髪のコンディションに悩める私に、サロンの現場からの情報として、サロンでは他の商品を扱っているにもかかわらず、教えてくれたというわけです。
早速その場でネットを使って調べてみると、フィリップBは数多くのハリウッドセレブを顧客に持つLAのカリスマヘアスタイリストで、「髪と頭皮、両方をいたわらなければ本当のヘアケアは実現できない」と、「ヘアスキンケア」という新しい考え方と、それを具現化する独自のトリートメントを生み出したことがわかりました。さらに、ハリウッド映画の撮影中、髪のダメージのために撮影が中断されていた有名女優の髪を、オリジナルトリートメントで見事に甦らせたという話が、関係者の間で話題となり、世界中の王室からプライベートの予約が入るようになったという記事が載っていました。
「今日中に手に入れたい」と決めるのに、もう迷いはありませんでしたが、値段をチェックすると、さすがにセレブプライス。基本の4アイテムで13,500円。最高級のスペシャルケアラインは、シャンプー17,000円、コンディショニングクリーム19,000円という、一般人の私としてはビビってしまうお値段です。もうこのシーズン狙っていた靴やバッグのセールはすべてキャンセルして、VOGUEアメリカで「小説のヒロインになったような髪を感じさせる」と評されたヘアケアに賭けよう、と決めました。そしてダメ押しは、アメリカの経済誌フォーブスに「お金を払う価値のあるTOP100のもの」にフィリップBは選ばれたという記事。
大人の女性はメーク以上に、「髪のチカラ」が顔の印象を決めてしまう、ということを実感しているのです。
中村浩子なかむらひろこ
株式会社ヴィーナスプロジェクト 代表取締役社長
大学在学中より、光文社「JJ」において、ファッション・ライフスタイル担当の特派記者となる。その後、小学館「CanCam」を経て、光文社「VERY」、「姉VERY」、「STORY」の創刊記者を務める。オ…
ライフスタイル|人気記事 TOP5
講演・セミナーの
ご相談は無料です。
業界21年、実績3万件の中で蓄積してきた
講演会のノウハウを丁寧にご案内いたします。
趣旨・目的、聴講対象者、希望講師や
講師のイメージなど、
お決まりの範囲で構いませんので、
お気軽にご連絡ください。