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2010年02月05日

モテる女達

 年明け早々、女性誌の編集者、スタイリスト、ファッションブランドのプレス、美容医療に関わる女医さんなど、女性同士で集まる新年会が続きました。それぞれ仕事は違っても、皆30代半ばから40代の彼女達は、キャリアもあって、見た目も美しく、きっと20代の女のコ達からは憧れの存在であるに違いありません。

 私から見てもかなり「イイ女」ばかりですが、美しき彼女達の環境に共通していたのは、周りに年下の男子がいるということ。仕事のパートナーだったり、アシスタントだったり、彼だったり。タイプ別に分けると「素直で可愛い」「優秀でイケメン」「気が利いてオモシロイ」など、かなり魅力的な男の子が周りにいるようです。

 昨今の真矢みきさんブームも、まさに彼女達の生き方を象徴しています。
「自分の好きな道を求めてナチュラルに生きる」
そんな素直な生き方から溢れ出る美しさが、女性の心を捉えて離さない。さすが元タカラヅカの男役トップスターですが、ファンは女性にとどまらず年下の男性からも「ステキな大人の女性」としてモテる時代になったのです。実際、真矢さんが舞台で共演した年下の才能あるダンサーから、お好み焼屋さんでプロポーズされたと発表した時、どれだけの女性が心から「うらやましい」と思ったことでしょう。

 ファッションもビューティも、その時代に女性が憧れる生き方を反映するもの。今、必要なのは「女ウケ」。ひと昔前の女性誌タイトルにあったような「男ウケ」のファッションやヘア・メークは、マーケットの隅へ追いやられてしまいました。若い世代に人気の益若つばさちゃんも同様。彼女もまた女の子達に熱狂的なファンを持つ「可愛い」の象徴。到底男性には理解し難い世界でも、「女ウケ」がマーケットをつくる時代。男性にどうみられるかよりも、女性が女性を見て「カッコイイ」か「可愛い」が消費のカギを握っています。

 1月12日にアクロス福岡で行ったトークライブの後、初めて女の子の「出待ち」を経験しました。その日以来ファンメールもたくさん頂き、九州男子が一番の土地でも女の子にモテるという自信が湧いてきました。

 年上や同世代の男性は引き気味でも、女の子にモテる人生。今年は更に才能ある年下の男の子達の応援を得て、女性がもっと楽しくなる仕事、幸せを感じることが出来る場所をつくっていきたいと思います。

中村浩子

中村浩子

中村浩子なかむらひろこ

株式会社ヴィーナスプロジェクト 代表取締役社長

大学在学中より、光文社「JJ」において、ファッション・ライフスタイル担当の特派記者となる。その後、小学館「CanCam」を経て、光文社「VERY」、「姉VERY」、「STORY」の創刊記者を務める。オ…

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